第二話 急接近
かなえ「貴様ぁ!!このかなえ様のために金をパチってこい!!」
不良「ひ、ひえええええ!!」
かなえ「逃げたか・・・所詮クズはクズなのだぁ!」
かなえ「きゃ、きゃあああ!!血が付いてる!!」
かなえは血のついた自分の拳を偶然通りかかった女子の制服で拭いた。
女子「ひっ・・・ひゃあ!」
かなえ「騒ぐな!!騒げば死ぬことになるぞ!!」
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かなえ「や、やだあ、お昼ご飯の弁当忘れたぁ・・・。」
イケメン「(う、うわ、こっち見た・・・。)」
かなえ「ふええ~~ん!!お腹すいちゃったよ~!」
イケメン「(う、うぜえ・・・。)」
かなえ「しぬ!あたぢ死ぬ!!飢え死にしぢゃうぅぅぅ!!」
イケメン「(こ、怖い・・・。)」
かなえ「ウゲエエエ!!ウゴオオオオ!!!ブハハハハハハハ!!」
イケメン「ああ!もう!分かったよ!俺のサンドイッチあげるよ!!」
かなえ「最初からそう言いやがれぇ!!クソガキィイ!!」
イケメン「な、なんで・・・?」
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キーンコーンカーンコーン・・・
『教頭先生、教頭先生。お電話です。至急職員室にお戻りください。』
キーンコーンカーンコーン・・・
『教頭先生、教頭せ・・・うわっなんだ君は!や、やめなさい!やめっ・・・』
『ブハハハハッハ!!ここはこのビバリーヒルズかなえが占拠した!!』
『いいかお前ら・・・耳の穴かっぽじってよく聞きやがれ!!』
『今日の晩御飯は俺の好きなビーフカレーだ!!どうだまいったか!!』
『ブハハハハハハハハハハ!!・・・・・。』
キーンコーンカーンコーン・・・
続く・・・