第一話 転校生かなえ
ちょっと過激すぎたかもしれないな・・・。
かなえ「ブハハハハ!ここがヤリヤリ学園か!畳三畳の広さだと聞いていたが、思った以上にデカイではないかぁ!!」
かなえは秒速2cmで走り出した。
かなえ「いやーん急がないと遅刻しちゃう。ブハハハハ!!」
教頭「君うるさいよ、あと誰?校内は立ち入り禁止だよ」
かなえ「あわわわ、あ、あのぅ…て、転校してきた一条 かなえ、なんですけどぉ…。ブハハハハ!」
教頭「え?ああ君が転校生?(うわブサッ)」
かなえ「そうだ……お前の言う通り俺は てんこうせい だぁ…。ブはッブハハハハ!!」
教頭「キモ 君遅刻だよ!もう9時すぎてるよ!」
かなえ「はううぅ…ご、ごめんなさい……。ブハハハハ!ビハハハハ!」
教頭「こ、怖い…」
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担任「今日から新しいクラスメイトが入ります。一条 かおるくんです。」
かなえ「かなえじゃぼけぇえええ!!み、みなさん宜しくお、お願いします…。ブハハハハ!」
クラス「…………。」
かなえ「せ、先生。わたしはどこに座れば・・・いいのですかぁ!!」
担任「そ、そうだな・・・。では後ろの席についてくれ・・・。」
かなえ「なんだと・・・?もう一度言ってみろ・・・。」
担任「いやだからあそこの席に・・ゴフっ!!」
かなえ「さっきからバックだのアソコだの・・・卑猥すぎるだろ!!考えろ!!」
かなえは担任の首を締め上げた。
担任「ご、ゴフッ・・・ゆ、許してください・・・。」
かなえ「そもそも俺ほどの人格者は一番前だろうが!!」
担任「お、お好きなように・・・。」
かねえは先に座っていた女子を押しのけイケメンの隣に座った。
かなえ「は、はううぅ。よ、よろしくお願いします。」
イケメン「はぁ(男だろこいつ!)」
かなえ「あ、羽ペン落としちゃった!!」
かなえはイケメンのテーブルめがけて羽ペンを投げつけた。
グサッ
イケメン「いてええ!!」
かねえ「あれえ?どこに行っちゃたんだろう?」
イケメン「ど、どうぞ・・・。」
かなえ「あ、ありがとう・・・。もじもじ・・・。イケメン君って優しいんだね・・・。」
イケメン「うわ・・・托イ・・・。」
かねえ「あ!マトリョーシカ落としちゃった!」
かなえはマトリョーシカをイケメンに投げつけた。
どかぁ
「いてえ!!」
かなえ「あれ?どこにいっちゃたのかなぁ?」
イケメン「こ、これ・・・。」
かなえ「あ、ありがとう。イケメン君のこと、好きになっちゃったかも・・・。」
イケメン「し、死にたい・・・。」
続く・・・。