表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

かにの叫び

初連載を書き切った作者が読者様に伝えたいこと

作者: 蟹子



 まずひとつ、叫ばせてください。


 自作品が最後まで読んでもらえるってすっっっっっごい嬉しい!!!!

読者の皆さま、ありがとうございます!!!!!


 ...というわけで、ここは初めての連載作品を書き終えて、蟹子から色々溢れ出る何かを放出させていただく場でございます。


 さて事の始まりですが、そもそも私は“なろう”というものは《コミカライズされたものの、続きがまだ未発行の作品の内容を先読みする場所》だと思っていました。


 オタク最盛期の少女時代には夢小説なんかも遊びで書いていましたが、それもとうの昔。自分が創作者として誰かに何かを披露するなんて全く考えもしなかったんです。


 ただ暇つぶしにPixivコミックに掲載された令嬢ものなんかの続きを読むために見にくるだけ。会員登録はおろか、ブクマもリアクションもなろうの内部について何も知りませんでした。


 そんな読み専とも呼べなかった私ですが、かねてから、ずっとずっと抱えてきたものがありました。


 それは

“どうして強くてかっこいいアネゴは

愛されるヒロインに選ばれないのか”!?


 物心がつくかつかないか、4つの頃にナウシカのクシャナ殿下に一目惚れしてから私の性癖は大きく狂いました。

いや、狂ってませんね。

真っ直ぐに路線が整いました。


 そこから少女になるにつれ、好きになるのはもうとにかく強くてかっこいい女ばかり。

十二国記の陽子、映画バイオハザードのアリス、もののけ姫のエボシさまとサン、テイルズオブデスティニーのマリー、トゥームレイダーや攻殻機動隊の素子、キシリア様にハマーン様などなど、


 セクシーではちゃめちゃに強い、でも頭のキレと包容力を兼ね備えた魅力的な女たち。


 ...なのに!!

こと日本の恋愛小説となると、それがいない。

めっっっっっっっっったにいない。

 ねえどこにいるの!?息してる!?!?って感じ。


 私好みのクールなイケメンはどこにだって掃いて捨てるくらいわんさかいるんです。みんな大好きだよね、飛影も流川もサスケもね。

いわゆる暗い過去を背負った無口で影のある男。

わかるめっちゃわかる。


 だけどヒロインにアネゴはいない。

猫も杓子も


“ですます口調で能力はチートなのに自信のない女”

“のほほん天然小動物系少女”

“虐げられて儚くて消えちゃいそうな女”


ばっかりじゃないすか!?


 おッッッかしいですわ!!!!

クールな男を翻弄して赤面させちゃう強い女はいったいどこにおりますの!?!?


 かろうじて“悪女になってやりますわ系”が蟹子の唯一の救いで、それでも求めるヘキにはちっとも届かないもどかしさ...。

なんで...?大人の女成分、ぜんぜん足りねえ...。


 でもでもでも!!

探せばどっかに落ちてるんじゃない!?


 え?待って本当にどこにもなくない!?

いやいやいやほんとにないじゃん!!

え〜〜〜〜ん!!なんでなの作者のみんな!?!?たまには強い女もヒロインとして溺愛させたって〜〜〜!!!!たのむ〜〜〜〜〜!!!!


 とひたすら駄々を捏ね、何年もPixivに表示されたコミックの表紙たちに絶望して、そして————


 ——そうだ、自分で書いちゃえばいいんじゃん?


 そしたらどんなカッコいいアネゴもクールなイケメンも甘々溺愛描写もこの世に生み出せるじゃん?

ついでに布教で供給産まれるかもじゃん?

(あと私がめっちゃ好きだったゲームの推し女海賊が絶対同じギルドの無口な騎士と結ばれると信じてたのに正ヒロインに奪われた悲しみと傷も癒せるじゃん?)


 という欲望とアネゴ信仰と布教と心の傷の治療の為に、【復讐を誓う海賊の女船長は冷徹騎士様に溺愛されてます!?】を書き始めたのでございます。


 ひたすらスマホのメモ帳に設定を書き連ね、欲望の赴くままに愛するアネゴを書きまくり、クールなイケメンに愛される下地とか納得できる内容とかを妄想しまくり。

 楽しくって楽しくって、まだ載せてもないのに26話くらいまで書き殴って、正気に戻ったタイミングでやっと投稿しました。


 なのでその時点では本当に自己満で、推しカプをこの世に生み出せた事でヨシ!だったんです。


 そしたらブックマークが次の日にはついていて「ほあッッッ!?!?」と5度見くらいし、そのうちリアクションをいただき、じわじわと読者の方が増えてくださって評価も初めて押してもらえて!!


 う、うわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!

なんだこれめっちゃ嬉しい!!!駅のホームなのに踊っちゃいそうやっばいにやけるありがとうございます、えっ!?ほんとに!?...ほんとじゃん!!!うわあああしぬ世界に感謝...!!!


 と狂喜乱舞して、それはもう目を血走らせてひたすら書きました。夢中になりすぎて睡眠を削り、日常生活に支障を来たすぐらいには嬉しかった...。


 だって、普通に考えてみてくださいよ!!!

自分で小説を書いてみたとして、友達や職場の人に「読んでー!」とか現実で言ってみて、読んでもらえると思います!?

まあ引かれて「あの人恋愛小説書いてるんだってー」って痛い人になって終わりですよ!!!!


 なのに何十人もの人に見てもらえて、しかも読みたいとブクマしてもらえて!さらに面白いと評価やリアクション、感想までもらえて!完結時にはブクマは70人ほどに...!?!?

よく考えて!!70人ってクラス二つぶんですよ!?

ホテルの披露宴会場埋め尽くせますよ!?

奇跡です。もう奇跡でしかありません。


 その間、読者の方々からもらえる全ての反応が、本当にうれしくって、震えながら何度も作者ページを更新して嘘じゃないことを確かめて、スマホを抱きしめて眠りました。

 同時に、他者様の作品を読みながら今までなにもアクションを起こさなかった自分を恥じました。


 はああ、まさか小説を書くこと、読んでもらえること、反応がもらえることでこれほど幸せになれるなんて...!

 読者の皆様には五体投地したいしみんな宝くじ当たってほしいしタンスを開けるたびに渋沢栄一が見つかる魔法をかけたい...。神様よろしくお願いします。


 と荒ぶりましたが、改めてみなさま。

この蟹子の小説をお読みいただき、世の中にはこんな世界があるんだと、衝撃と溢れんばかりの感動を教えてくださり、心からありがとうございます!!!!


 いままで書いていてよかった。

ずっとわくわくして、本当に楽しかった...。


 それから、“小説家になろう”の運営様にも大きな感謝を!

この素晴らしいサイトがなければ、私の小説は誰にも読まれることなく、形にもならなかったでしょう。

貴重な機会をくださり、ありがとうございました!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
確かに言われてみれば無いですね……アネゴの恋愛物。 無いものを自分自身で生み出せるのが創作の良さですよね〜。 (*´ω`*)
一般的に感想欄には良い感想ばかりではないでしょうが作者様のモチベにつながるなら評価は大切だと思います。でも強くてカッコいい女性いいですよね。私も大好きですよ。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ