第9話 アベルの男の勝負
シュナ「馬鹿、アイツ何してんだよ!」
ベラ「一回1000万ゴールド....。長老様からもらったお金がこれで0になっちゃうよー」
ユウリ「てか、そんなにもらってたんだ...。」
司会者「さあ!ルーレットを回してください!」
アベル「...」
シュナ「はああ、仕方ない。一文無しでこれからは頑張ろう」
ベラ「そんなあああ」
アベルはルーレットを回した。すると針は天使のマークに止まってのだ。
司会者「おめでとうございます!!当たりでーす!!!」
ベラ「へっ?」
シュナ「んなバカな!!!」
司会者「じゃあ可愛い坊やには賞金5000万ゴールドとカジノのVIPルームに招待するわ!」
アベルはみんなの所に戻ってきた。
ベラ「すごいなアベル!」
アベル「んー何か引っかかるんだよな」
シュナ「俺もだ。この先、用心しよう」
ベラ「VIPルームに行けるんだっけ?行ってみようよ」
アベルたちはVIPルームへと向かった。
?「計画通り」
アベルたちはVIPルームの中に入った。
案内人「ようこそVIPルームへ。ここでは、カジノはもちろん、食事、シャワールーム、マッサージルーム、ベッドルームなど様々な施設をご用意しております。」
ベラ「よっしゃー!ご飯だ!」
シュナ「全くベラは...もう少し、謙虚に....モグモグ」
ユウリ「あなたもね」
アベル「VIPルームは嬉しいんだけど、僕たち開発者を探しているんだ。何か知っている」
案内人「そんな方はこの街にはいらっしゃいませんよ。おっと、私は他のお仕事がありますのでこれで失礼します。」
案内人は行ってしまった。
シュナ「変だな」
ベラ「何が?」
シュナ「長老様が言っていただろ?マジックキャットの情報では確かにこの街に開発者がいると」
ベラ「ガセネタなんじゃね?」
シュナ「それにあの案内人も少し変だった。まるで俺らから逃げるように出ていった。」
アベル「ねぇさっきのルーレットの司会者もそうなんだけど、この街全体が開発者の縄張りとか?」
シュナ「...考えたくないが、その可能性もある」
ベラ「こ、この巨大な街が全て開発者の縄張り?!」
シュナ「とにかく、街を出てみよう」
アベルたちが外に出ようとした。しかし扉には鍵がかかっていたのだ。
アベル「くそ!」
シュナ「閉じ込められたな」
ユウリ「ねえ、こっちに通気口があるみたい」
シュナ「でかした!そこから出よう」
アベルたちは通気口を通り、外に出た。
シュナ「この街の係に会うと厄介だ。なるべく避けて探索しよう。」
ユウリ「ねえ、あの大きな建物は何かしら?」
ユウリが指さす先にはこの街で一番大きな建物だった。
シュナ「気になるな。行ってみよう」
アベルたちは巨大な建物の中に入った。中は暗く、何も見えなかった。
アベル「ここは一体...」
?「ここは開発者No.9の宮殿。まさかのこのこやってくるとは...。これも計画通り」
建物の中にあった燭台から火が出て辺りが明るくなった。そしてアベルたちの前に一人の男が立っていたのだ。
クッガ「私が開発者No.9 クッガ様だ。」
続く




