第2話 勇気ある戦い
ベラ「まず我々マジックキャットが住むヘポラの村に向かおう。そこで長老の話を聞く」
アベル「長老の話?なんで?」
ベラ「君はこの世界のことを知らなすぎる。私が話すよりも長老の方が説得力があるからな」
アベル「ヘポラの村はどっちなの?」
ベラ「あそこに街が見えるだろ?あそこを抜けると森がある。そこにヘポラの村があるんだ」
アベル「じゃあ、まずは街に行けばいいんだね?」
ベラ「そゆこと」
アベルとベラは街に着いた。
ベラ「さてと、ヘポラの村に向かう前に腹ごしらえだ」
アベル「でも僕お金持ってないよ」
ベラ「...そうだった....。」
その時だった。
?「きゃあ!」
突如、女の子の叫びが聞こえたのだ。
アベル「何?!」
ベラ「向こうだ!」
叫び声の先には倒れこんでいる女の子と二人の男がいた。
男1「おいおい、そのマジックキャットをよこせって言ってんだよ」
男2「渡せば何もしねぇからさ」
女の子はマジックキャットを守っていたのだ。
ベラ「あれは私と同じマジックキャット!」
アベル「てことはあの子はキャスタ―?!」
男1「言うこと聞かない子には...」
男は斧を振り上げた。
男1「お仕置きだな!」
その時だった。
ベラ「やめろー!」
ベラは男に殴りかかったのだ。
男1「あっ?」
しかしベラのパンチ力は非常に弱かった。
ベラ「あれ?」
男1「邪魔すんな!」
ベラは振り飛ばされてしまった。
アベル「ベラ!」
ベラ「やっぱり...キャスタ―の力がないとマジックキャットは戦えないなぁ」
アベル「えっ?どういうこと?」
ベラ「本来マジックキャットは戦闘向けの種族じゃないんだ。キャスターの力を通じて初めて戦えるようになるんだ。」
アベル「なら僕が!」
ベラ「君にはまだ何も教えていないだろ...」
男2「さて、続きと行こうか!」
女の子「やめて...」
女の子は痛がっていた。
男2「そら!」
男は斧を振り上げたのだ。
女の子「やめてー!」
アベル「やめろ!」
突然、アベルが声をあげたのだ。
ベラ「ば、馬鹿!」
男2「なんだお前?」
アベル「その子から離れろ!」
男1「うるせぇ!お前からやられたいのか?」
男2「おいコイツ、キャスタ―だぞ」
男1「ほう、キャスタ―が目の前に二人も...面白い!」
女の子「キャスタ―...?」
男1「まずはお前からだ!ガキ!!!」
男がアベルに向かって突っ込んできた。
ベラ「アベル!」
その時、アベルの手のひらから炎が出てきたのだ。その炎は男に向かって突っ込んでいった。
アベル「これは...!」
しかし男は炎を避けてしまったのだ。
男1「そんな炎、俺に当たらねぇよ!」
ベラ「僕に当たったらどうかな?」
アベルが放った炎はベラに当たったのだ。ベラはメラメラと燃え上がっていた。
ベラ「驚いたな。何も教えていないのに私を戦闘タイプへと変化させやがった。素質アリだ!」
男1「な、なんだ?!」
ベラ「マジックキャットの恐ろしさ見せてやる」
ベラは炎をまといながら男に殴りかかったのだ。
ベラ「フレイムパンチ!」
男は吹っ飛ばれたのだ。
ベラ「まだやる?」
男2「ひいいい!」
男たちは逃げてしまった。
アベル「大丈夫かい?」
女の子「ありがとう...ございます...」
アベル「君もキャスタ―なの?」
ユウリ「は、はい...私ユウリって言って、このマジックキャットはシュナって言うの」
ベラ「このマジックキャット、かなり衰弱しているな...。急いでヘポラの村に連れて行ったほうがいい」
ユウリ「お願い、この子を助けて!」
アベル「分かった。君の手当てをしたら...って....」
なんとユウリの傷は無くなっていたのだ。
アベル「さっきの傷は?」
ユウリ「あれ?どうして?」
ベラ「まさかこの子は...」
ユウリ「私はなんともない...。それよりこの子を!」
アベル「あ、あぁ...急ごう!」
続く




