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MAGIC CAT  作者: Comet
11/11

第11話 ユウリの過去

ユウリの父「酒ー!酒を持ってこい!!!」

ユウリの母「お願い....もうやめて....」

ユウリの父「うるさい!お前は俺の言うことだけを聞いていればいいんだ!」

ユウリの家庭はユウリが小さい時から崩壊していた。近所からも冷たい目で見られる毎日。ユウリは毎日が地獄だった。そんなある日の事、ユウリの母が家を出ていったのだ。家にはユウリの父とユウリのみ。ユウリは毎日、ユウリの父の酒を買いに隣町まで買いに行っていた。しかし、そのうち家には酒を買うお金も無くなっていた。

ユウリの父「酒!!!酒を買って来い!」

ユウリ「もう...ないよ...お金...!」

ユウリの父「盗めばいいだろうが!そんなことも分かんねぇのかよ!」

ユウリの父の暴力はひどくなっていた。ユウリは仕方なく隣町で行き、酒を盗む生活を送っていた。しかし、ある日の事。ユウリの父が死んだのだ。ユウリが酒を盗んで家に帰ったときには床に倒れこんでいたのだ。その後、ユウリは家を捨てて旅を始めた。


ユウリはとある町で商人に捕まってしまい、奴隷としての生活をおくらされた。ユウリの体と心はもうボロボロだった。そんな時だった。ユウリが地下室で泣いていると一匹のマジックキャットが現れた。

ユウリ「誰?」

シュナ「俺はシュナだ。お前を助けに来た。」

ユウリ「助けに?」

シュナ「説明は後だ。逃げるぞ」

シュナはユウリを連れて、ひたすら逃げ続けたのだ。そして人目のつかないところで立ち止まった。

ユウリ「あ、ありがとう...」

シュナ「...君の母さんから助けてと頼まれたんだ」

ユウリ「お母さんが?!ねぇ、お母さんはどこなの!」

シュナ「...俺にお願いをして...死んだ。」

ユウリ「そんな....」

シュナ「これからは俺が君を何があっても守る。俺を信用してくれないか?」

ユウリ「でも...」

シュナ「わかっている。初対面に対してすぐに信用しろとは言わない。だから少しずつでいいから」

ユウリ「...はい、お願いします」

シュナ「ありがとう」

続く

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