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私の人生 2

「あのね、私母子家庭なの。そのことでいじめられて学校も不登校なの。」

(送っちゃったぁ、)

少し不安だった。


思ったより返信は早かった。


「そうだったんだね。話してくれてありがとう。

こんなこと言うのもなんだけど、俺は父子家庭だよ。高校の時に離婚でね。」


優太が家の事情、話をしてくれたのはこれが初めてだった。

「そうだったんだね。優太も辛い思いしてきた?」

「そうだね~、。俺はそんなかな。母親のこと嫌いだったし」

「そうなの?じゃあ、今の生活のほうがいい?」

「うん。それに父子家庭のほうが何かと楽かな。」


「父子家庭のほうが楽、かぁ、

いいなぁ、」


私はずっと前から親権変更について悩んでたからこれを機に相談をしてみた。


「あの、もう一つ話したいんだけどいいかな?」

「もちろん。どうしたの?」

「前々から、親権を移そうと思ってて。母子家庭になってから自分が辛くなってるなぁ、って思って。」

「そうなの?同性生活は柚乃には向いてなかったのかな?]

「うん。そうだね。父のほうが楽かな、」

「なるほどね。そのこと父親に話したことはある?」

「あるよ。父も移そうと思ってたらしい」

「それなら、一個ありだと思うよ」


こんな話を何時間もしていた


そして話が終わった後、私はお風呂に入った


「今日は優太にたくさん話しできたけど、話したりないな、

わがままだよね、でも、話したい、

でも迷惑なっちゃうし、もう死にたいな、」

お風呂に入るといつも病んでしまう

「んん、死にたい、切りたいな、

ちょっとなら」

そう思い腕を切ってしまった

治るのに時間がかからないよういつも浅くしている

「うん。今日も生きてた。偉い、」

そう言ってお風呂から出た


ある日の夜

ブーブー

「ん?誰だろう」

電話が鳴った

「優太だ」

初めての電話に少し緊張したが電話に出た

「もしもし、」

「あっ、出てくれた~! ありがとう柚乃」

初めて優太の声を聴いた

安心できる声

優しく包み込んでくれる声

そう思えた

「ううん。急に電話なんてどうしたの?」

「そうそう、話したいことがあって」

「話したい事?」

「そうそう。今時間大丈夫かな?」

「うん。大丈夫だよ」

「柚乃って確か今精神科の通院はしてないんだよね」

「そうだよ。最後に行ったのが半年前かな」

「なるほどね。それで、毎週土曜日のこの時間に電話しない?」

「したい。」

「よかった。声聞きながらのほうが話しやすい人もいるからね」

「そうなの?初めて知った。」

「そだよ。柚乃がこのほうがいいなら電話したいな」

「声聞きながら話したい」

「わかった。ありがとう。」


この後優太と30分ほど電話をしていた

「じゃあ、そんな感じで。いつでも相談してね。ばいばい柚乃」

「うん。ばいばい優太」


「優太の声優しい、落ち着ける」

この日の夜はゆっくり寝ることができた


けど、次の日想像できないことが起きた

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