私の人生 1
私の名前は柚乃。
本名じゃない。
ネットで活動しているときに使っている名前。
この名前が気に入ってるから私はこの名前で話を進めましう。
~私の人生について~
私は中2の時に母子家庭になった。
母、私、妹で母の実家に行った。
母子家庭になって1か月がたった時の話。
父との面会時に話したこと。
「柚乃親権移したい。今の生活じゃ生きていけない」
そう相談した。
父も親権を移そうと前々から思ってたみたい。
話を聞いて決めた。
高校生からは父子家庭がいいと。
父も賛成してくれた。
「私の人生がまた一つ変われる」
そう思っていた
~私のネットの世界~
そんな時ある人に出会った。
いつもみたいに病んでて呟いていた。
「もう死にたい」
「誰か殺してほしい」
「もう生きたくない」
いつもは私の呟きに反応する人なんていない
けど、今日は違った。
ピロン
スマホが鳴った。
「大丈夫ですか? 俺でよければ話聞きますよ」
初めての反応。
初めての心配。
私は泣いてしまった。
けど、さすがに反応なしはダメだと思い返事をした。
「ありがとうございます。良ければ、メール教えてください」
そう送った。
ピロン
「早い、」
返信が早かった。
「是非ぜひ。こちらへ連絡ください」
URLが張られていた。
そのページに飛んで一言送った。
「柚乃です。ありがとうございます」
「いえいえこちらこそ」
彼の名前は優太って言うみたい。
顔は分からないし、
何歳かもわからない。
けど、私は彼の優しさに寄りかかっていた。
「優太さん。ありがとうございます」
「いえいえ。優太でいいよ」
「そんな、、初めのうちはさん付けでもいいですか、」
「いいよ。俺は柚乃呼びでもいいかな?」
「是非。お願いします」
他愛もない会話を何分も何時間もしていた。
彼は精神科医をやっているみたいでたまたま見かけた私に声をかけてくれたみたい。
私は精神科には何度か行ったことがある。
今も通院中だ。
けど、最近は行けていない。
最近は受験勉強漬けでいけるときが少ない。
だから、病むことが増えてしまっている。
「優太になら話せるかな、」
受験生と言っても不登校なのだ。
原因はいじめ。
母子家庭ってことが学校で広まってから友達に避けられたり、
ものを投げられたり、隠されたり、
教科書を捨てられたこともあった。
だから私は不登校になった。
けど、ネットではこのことを言っていない。
言ったら、またいじめられるんじゃないかって怖くって。
けど、優太は違う。
そう信じて話した。
「あのね、私・・・」