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 あの後僕の魔法適正の内容が広まり父様の所には色んなところから縁談の申し込み(婿)や教会関係、魔法協会などから色んな打診が来たみたい。僕は知らされなかったのでわからないけどレティシア様が僕に来た話を徹底的に潰したので、一般的には正妻に嫌われた不遇の次男って事になってる。

 同年代の友達はいないけど、お茶会とかには出てないから顔バレしてない為街に行っても領主の子供ではなく何処かの貴族の子供だと思われてるのが好都合でお店に入るのも自由だった


 父様に紹介状さえ書いて貰えば子供の無茶な要望にも応えてくれた。まず鍛冶屋に行って金属のマグカップを使って貰ったキャンプ用品みたいに取っ手がたためるやつ。(この世界はティーカップはあるけどマグカップは無い)生活魔法でコップ一杯分の水は出せるから水筒はいらないけど火にかけられるコップが欲しかった。お水でも良いけど白湯も飲みたいよね


 次に魔道具店に行ってマグカップを温められるミニコンロというかミニプレート?ホテルにある飲み物用のケトルみたいな物を作って欲しかった。最初はそんな物作れませんって言ってたんだけど、どういう目的でどんな所に使うか説明したらやる気になって開発して貰った。後に大ヒットしてアイデア料金貰っちゃった。この魔道具屋さんとは他にも大きいホットプレート・クレープ用のプレートやドライヤーを作って貰ったよ!


 他にも革製品のお店に行ってリュックを作って貰った。斜めにかける肩掛けバックが主流だった為リュックが欲しかった。

 リュックにはサイドにネットのポケットをつけて貰ってマグカップを入れられるようにした。どうやらポケットの文化がなかったらしく、カバンといえば仕切りのないただの袋で内側に布も貼ってなかったから内布とポケットをつけて貰ったり仕切りをつけて貰ったり色々と機能性を高くしたらこれも中々ヒットしたらしい

 



 そんなやりたい放題で色んな物を作って貰ったけど、ちゃんと父様にも報告がいってて、献上品を作ったりして新たな産業にもなって領地の税収も上がり父様にご褒美に何か欲しい者はないかな?と聞かれて、色んな魔法書をお願いした。適正以外の魔法書まで買って貰ったからちょっと疑われたけど興味がある!で乗りきったよ。これで空魔法も習得出来た。


 

 他にも父様にこんなのがあったら便利だと思う物を聞かれたので、ウチの家系は風魔法が主流だから扇風機やエアコンがいいんじゃないかとか、夢物語で気球や飛行船の話をしておいた



 そして、母様の産んだ僕の兄弟はなんと男の子と女の子の双子だった!母様と同じ水色の髪がちょっと癖毛でカールしてて控えめに見ても天使だよね!父様もたまにお忍びで来るシア様(レティシア様)もメロメロになっちやいのはしょうがないよね。だってめっちゃ天使だから!!我が家の癒し〜♪♪♪





 後にキャンプグッズシリーズとミニプレートとバックバックみたいなリュックは冒険者、騎士の遠征には欠かせなくなりアルバート家は侯爵ながらも莫大な資産を持ち新しい物を生み出す力がある事で政治的にも発言権が高くなり、その影響でシア様(レティシア様)の長女が第二王子の婚約者になった。(因みに王太子はまだ婚約者がいないけど同じ家から王家に複数人嫁ぐ事は出来ないので僕が王族に嫁ぐ事は回避されたのだった)







 




 




 

 今回は幼少期をまとめる説明回でした。読みづらくてすみません。


 キャンプグッズシリーズ

 

 加温コンロ 小・中・大

 マグカップ

 小さめのお鍋(蓋がフライパンになる) 4・5人用のふた回り大きいサイズもある

 座面が布の折りたたみ椅子(簡易チェア)

 カエルの皮で出来た空気を入れるマットレスもどき

 寝袋 




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