闇バイトという名称はかっこよすぎるのでダサい名前を考えよう!
とある警察署の会議室。
署長「諸君もご承知の通り、近年闇バイトが問題となっている。若者が重罪で薄給の闇バイトに手を染めるのは、長引く不況や社会への不満が原因だ。しかし一一」
署長「これだけ報道されているにも関わらず闇バイトに憧れる若者が後をたたないのは『闇バイト』という名前がかっこよすぎるという点も大きいだろう。そこで今日は、闇バイトに代わるダサい名前を諸君に考えてきてもらった」
署長「ご存知の通り、警察は暴走族というかっこよすぎる名称を『珍走団』と呼ぶことで彼らを激減させた実績がある」
署長「では順に発表してもらおうか」
署長は警察署員達に促した。
署員1「悪の手先のバイト」
署員2「破滅のマリオネット」
署員3「使い捨ての駒」
署員4「末端のスケープゴート」
署員5「純真無垢人柱」
署長「……。」
署長「残念ながら適切な名称は出なかった。しかし、一つわかったことがある」
署長「うちの署には中二病しかいない」