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【第四章完結!】堕落天使はおとされる  作者: 真白はやて
第四巻 『2クール』
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第11話(10) 『変わらない日々を送るべく』

 教会を出るタイミングを完全に失ってしまった。

 別に今外に出てしまっても良いが、本部の連中が来たことによって外に出る理由もつい先程より小さくなってしまっている。


 実質、コメットさんたちに加え本部の聖神騎士団までもが警備に加わったのだ。

 敵側に情報が入って来るわけがないからこの状況下で毎日のように襲撃してきた悪党たちの動きが止まるということはないだろうが、多分住宅街まで様子を見に行った時に大量の騎士が歩き回っているのを見たら流石の悪党共も身を隠しどうにか三番街から出ようと躍起になるはずだ。


 だが幾ら森の中を隠れようともあれ程の人数の騎士が悪党全員を見落とすとは思えないし、どの道俺が直接手を下さなくても三番街は守られるような気がする。


 ……いや、違うな。

 単純に俺が出るリスクが高過ぎるんだ。


 確かに多くの悪党が侵入していることを騎士団が知ったら、本当に三番街が安息の地では無くなってしまっていると気付いてしまう。

 だからそれに気付かれないためにも騎士たちが見つけるよりも早く悪党共を【断罪】しようと思っても、動いている時にもしも俺が見つかったらそれこそ目も当てられない事態になってしまうことは明白だ。


 聖女の傍にいた男が殺人鬼となっているだなんて、到底許容出来る事柄ではない。


 だからこそ、なし崩し的にではあるが束の間の休息というものが出来てしまった。

 結局あの後起きて集まった子供たちが朝食の席へと座った時に俺がいたから、ここぞとばかりにみんなに心配もされてしまった。


 ボロボロの俺を見て、リッタやパオラなんかは幼さ故に泣きそうにまでなってた。

 それを慰めたり、気を遣ってる年長組と話したり、セリシアの少しだけ不安の籠った笑みを見たり……尚更こんな日々が壊れてほしくないって、暖かさを感じる度に思ってしまう。


 子供たちにはそれぞれ過ごしてきた過去があるから、俺の変貌ぶりについて直接聞いて来ることは無い。

 それでも俺が今日一日教会にいることをセリシアが告げた途端、みんなの表情が大あれ小あれ変わって態度にも大きな変化が起きていた。


 でも俺は、俺のせいでいつも通りでないみんなを見るに堪えなくて。

 朝食が終わった後も結局子供たちの願いに応えようともせずに、こうして庭のいつもの木の下に座り込み一人で考え事をし続けている。


「……なにやってるんだろうな、俺」


 揺れる木々によって隠された空を見上げながらぽつりと呟く。

 今ここでこうしている自分の存在価値がわからなくて、でも権力も立場すらもない自分に何か出来ることがあるということもなくて、何もしない時間が酷く人生の汚点であると思わずにはいられなかった。


 ……【断罪】しなくちゃ。

 平和や平穏な日々を壊そうとする悪党を。


 でも、その悪党はきっとしばらく俺の前には現れない。

 みんなを守っている間は自分が三番街にとって必要な存在だと思うことが出来たのに、悪党を【断罪】出来ない自分が次に何をすればいいのかを教えてくれる人は誰一人としていなかった。


 そしてその思考を持っている自分にさえ、強烈な嫌悪感が押し寄せてくる。

 悪党に来て欲しくない、平穏な日々を壊してほしくないってそう思っているはずなのに、俺は今、悪党に来てほしいだなんて矛盾した考えを持っているのだろうか。


「……気持ち悪いんだよ、お前」


 薄汚くて、薄汚くて、汚くて汚くて汚くて汚らわしくて。

 こんな神聖な、平穏な日々を送るべき教会に相応しくない自分に苛立ちが止まらない。

 虚ろな瞳には徐々に殺意の紅い光が宿り始めていて、その矛先は自分自身へと向けられていた。


 ……殺してやろうか、お前。

 ぼーっと空を眺めながらそんな言葉が脳裏を過る。


「――メビウス君」


 だがそんな時、不意に聞こえた慈愛の籠った優しい声で俺の思考は現実に引き戻されゆっくりと声のした方へ視線を向ける。


「少し……お話しませんか?」


 そこには微笑を浮かべるセリシアが立っていて、柔らかな表情のままに俺の前へと立っていた。


 だが今更驚くことでもない。

 あれだけ俺を止めようとしてたんだ。

 俺が教会から出なければ、必ず何処かのタイミングで接触を図ると思っていた。


「……ああ。なら礼拝堂にでも戻って話そう。少し待っててくれ。すぐに行くから」


 密集した葉っぱで隠れているとはいえ多少は日が当たるし、床用シートがここに無い以上座れば俺ならともかくセリシアの綺麗な服が汚れてしまう。


 話すだけなら教会の中の方が良いだろう。

 勢いよく起き上がると傷口に響くため先に戻って欲しいという願いを籠めてそう言ったが、どうしてかセリシアがその場から動くことは無かった。


「いえ、ここでお話したいです」


「そう、なのか?」


 良くわからないがセリシアがそう言うなら仕方ない。

 だがここで話すならやはり彼女が汚れないために敷物が必要だ。

 周りには適した物があるわけではないため、それならと俺は自分の上着にその役目を持たせることにする。


「はい。ですから……~~っっ!」


「……はっ!?」


 だから上着を脱ごうと手を掛けた時、突然のセリシアの行動に理解が追い付かず驚きの声を上げてしまった。


 セリシアがいきなり、地面に寝だしたのだ。

 セリシアの雰囲気やこれまでの態度からでは想像の出来ないやんちゃな行動に、俺は動揺が隠せないでいた。


「セリシア、何を……」


「い、一緒に横になりませんか? 今日は風がとても気持ちいいですよ」


 そうは言っても、幾ら全面に芝生が生い茂っているとはいえそれで土が完全に塞がれているわけじゃない。

 彼女自身もどうしてか無理をしている雰囲気がありつつもこのまま君を寝かせたままにするわけにはいかないと、何だか俺まで焦ってしまった。


「綺麗な服が汚れちまうぞ……それに、髪だって……」


「そうですね。メビウス君が横になっていただけなかったら、私だけが汚れてしまいます」


「……っ」


 そう言われてしまえば、最早俺には折れるという選択肢しかない。

 ここ最近よく見る君の新たな一面に驚きつつも流れ的に俺が動かない限りセリシアが汚れてしまうだけだと思い至り、仕方なくセリシアの隣で横になることにした。


 ……そうしてみると、一気に身体にこびり付いていた疲れが地面へと流れていくような気持ちになる。

 こうして横になることなどもう随分と前だったような気がして、気怠さによって立ち上がることが出来そうになかった。


 木々が微かに揺れる風の音を聞きながら、不意に隣で横になっているセリシアと目が合った。


「ふふっ。こんなことをしたの、生まれて初めてです。いつもメビウス君がこうしてお昼寝をしていましたから、実は少しだけ気になっていたんですよ」


「君なら……君にとってははしたないことだと思うんじゃないかって決め付けてたのに、意外にアクティブなんだな……」


「……」


「お、思ってるのか」


「だ、大丈夫ですっ。少し恥ずかしいですけど、我慢できますよっ!?」


 指摘されて顔を赤くしているから、どうやらかなり無理をしてたみたいだ。

 そこまでしてどうしてわざわざそんな行動を取ったのかはわからないが、セリシアなりに何かしらの考えがあってのことなのだろう。


 それが多分……自惚れじゃなければ俺についてのことなんだと思うから、複雑な感情のまま冷たく小さく呟いた。


「……そんな恥ずかしがったことをしてまでする話でもないだろ」


「そんなことはありません。こうして挑戦してみることで、少しだけメビウス君の気持ちがわかったような気がしますから。恥ずかしくても挑戦して良かったって、今はそう思えているんです」


「ただだらけた男のクズさを理解するだけだ」


「そうでしょうか」


「……っ?」


 突き放すみたいに敢えてぶっきらぼうな言葉を吐いているにも関わらずセリシアは変わらず優しい目を俺に向けてくれている。

 その瞳から目を離せないでいると、セリシアは見える景色を観察するように辺りを見回し始めていた。


「ここから見える景色は、皆さんを見守るのにぴったりです。来訪者の方の顔も見えますし、子供たちが遊んでいる様子も表庭と裏庭のどちらからも見ることが出来ます。メビウス君はこうして皆さんを陰で見守ってくれていたんだなって、思わず嬉しくなってしまいましたっ」


「……っ」


「メビウス君は優しい人です。今もそうして、私達を見守ってくれていたんですよね」


 そう言われて俺は反射的に身体を起こし、少しだけ逃げるようにセリシアから距離を取った。

 セリシアも俺に続くように身体を起こすと、まるで全て自分に非があるとでも思っているかのような顔をしてぺこりと小さく頭を下げる。


「だから……今まで、すみませんでした」


「……は」


「きっとメビウス君は、今日までずっと私達をこんな風に守り続けてくれていたんですよね」


 呆然と口を開けて、俺は上手く言葉を告げることが出来なくなった。

 そんなことないとか、謝る必要なんてないとか……そう思う気持ちと混ざり合うように彼女の言葉を肯定している自分が心の奥底に存在していたからだ。


「へレスティルさんから聞いた救援要請とそれをメビウス君が解決したと聞いて、なんとなくメビウス君がどうして辛く思っていても立ち上がろうとするのかがわかったような気がするんです。メビウス君にとって三番街はきっと……安心出来る場所では、もうないんですよね。そう思わせてしまっている全ての原因は本来安心出来る場所を作るべき使命を持つ聖女で、私の軽率な行いがメビウス君にそこまでの無理をさせてしまっていたのだと思います」


「……っ」


「聖神騎士団の方々も街の皆さんも、真意を問う私に本当のことを伝えてはいただけませんでした。自分の信念ばかり考えて自分勝手だった私を、皆さんはいつも手助けしてくれていたんですよね。きっと、メビウス君も一緒になって……」


「……」


「だから、カルパディア司祭にはあんなことを言いましたけど……本当は、私以外の聖女がこの街を守護するべきなんじゃないかって、今はそう思ってるんです」


「――はっ!?」


「きっとその方が、皆さんも安心して日々を過ごすことが出来ますから」


 彼女の言葉に何も言うことが出来なくて黙り続けていた俺だが、その決断だけは到底納得することなんて出来ないと勢いよく顔を上げた。


「なんでそうなる……!? 三番街の聖女が君だから、君がみんなのことを一番に考えてくれてるってわかってるから、みんなは君がこれ以上の負担にならないようにって自分から進んで動いてるんだ! さっきも言ったけど、君の考えが間違ってるなんてみんな思ってなんかないんだよ!」


「そう思っていただけていることはとても嬉しいです。皆さんやメビウス君のご協力のおかげで、今まで一人も被害を出すことなくいつも通りの日々を送ることが出来ました」


「ならっ」


「ですがカルパディア司祭が仰っていたように、現実として被害がこれから先出ないと断言することは出来ません。私のせいで、断言してあげられないんです……少なくとも目先の犠牲をどうにかすることばかりを考えず、もっと街全体のことを考えてから行動するべきでした。やっぱり自分は聖女として相応しくなかったと、今はそれを痛感しています」


 それはきっと街全体に張っていた結界を解く前に警備体制や諸々の問題を洗い出し、解決してからにするべきだったという後悔なのだろう。


 だがそんなこと口では幾らでも言えるが、セリシア自身には到底考えられないことのはずだ。

 聖女として人々の善性を信じて疑わない彼女にとって、聖神騎士団でも解決出来ない本物の悪意を想像することなんて出来るわけがない。


 現時点ですら、悪が存在していたとしてもそれでも悪は善に変われると信じているのだ。

 たとえ今この場でその対策を取ろうと話したとしても、セリシアの優しさじゃ必ず俺の発言は過剰に思えてしまうはずだ。


 それが甘いとか考え不足だとか言う奴なんて、この三番街には存在しない。


 俺だってそうだ……むしろ君のその優しさのおかげで、俺は今この教会で暮らすことが出来ている。

 傷だらけで身元も不明の俺を救い、俺の性格を知っていきながらも家族だと言ってくれた君の優しさを、一体どうして否定することが出来るというのだろうか。


「君の考えは、正しいことなんだよっ。仮に君がこのまま他の聖女と同じように教会に閉じ籠って、それで多くの人間が救われたとしても、前に君自身が言っていたように少数の犠牲は必ず出て来て、それを知ってて見捨てることになるはずだ! それに君だって、一生教会の中で人生を過ごす犠牲者の一人になる! そんな平穏なんて『本物』じゃない。大勢が犠牲になる可能性はあっても絶対じゃない今の方がよっぽど健全な日常なんだ! 今には『希望』があるんだから!」


 聞いた限り聖女の存在するこの世界は、誰かが必ず犠牲になるあまりにも不完全なシステムだ。

 それを容認し許容して、マニュアルとかいう聖女を思考停止に陥らせる物を配布し管理しようとする帝国が、権利者だけが得をする世界をそうやって創り出しているのだ。


 それを否定しようとして何が悪い。

 セリシアという一人の聖女がそんな腐った世界を否定しようとすること自体が、誰よりも君が聖女として相応しい証であるはずだ。


 だが徐々に昂った感情で吐き出される言葉を受けても、セリシアは俺のボロボロの身体を見るだけだ。


「ですがメビウス君が、それによる負担を受けてしまっています……」


「――っ!」


「私はもうメビウス君にこれ以上、私のせいで身を粉にしてほしくないんです」


 そんな悲しそうな顔をするから、今この場にいる俺こそが彼女の理想の結果であると示してしまっていることに気付く。

 いや、正しくはそういう結果になると思わせてしまう要因になっているのだ。


 バツが悪くなって、思わず俺は彼女から身体を逸らす。

 それでも服で隠しきれない包帯が痛々しく見えてしまっているようで、セリシアもまた苦しそうな目をしながら俺から視線を離さない。


 まるで俺を諭すように、柔らかな音色でゆっくりと言葉を紡いだ。


「三番街全体に結界を張れば、少なくとも『今』は平和が約束されます。すぐに結界を張れれば良かったのですが、一度縮小した結界を張り直すにはどうしても準備と時間が必要で……ですからカルパディア司祭の言う通り、四番目の聖女と交代することで一度結界をリセットした方がメビウス君や皆さんが安心して過ごせる日々を取り戻すことが――」


「駄目だッ!!」


「――っっ」


 けれどそのセリシアの想いを、俺は上から強い否定で押し潰す。


 ()()()()が平和の象徴でなければ駄目なんだ。

 そんな四番目の聖女とかいう奴や、その他の聖女じゃ君の代わりは務まらない。

 君が他の聖女とは違う正しい理想を描いて、結界が無いにも関わらず信者のみんなに君の姿を見せ続けることが出来るようになることで平和を示す。


 それが俺にとってもみんなにとっても、望んでいることなんだ。

 それを維持するための努力なら誰も自分の身を惜しまない。


 それでも、足りないと言うのであれば。

 それでも、本部の連中が苦言を洩らすと言うのであれば。


「俺が……俺が全部何とかするから。要するに今後問題が一切起こらなければ君の理想は何も間違ってないって本部の連中に証明することが出来るんだろ? なら俺に任せてくれ。君はいつも通りみんなと、平穏な日々を過ごしてるだけでいいから」


「そ、それではまたメビウス君が辛い思いをするだけです! 私はメビウス君がそう思うようにお話をしに来たのではなくて、メビウス君がこれ以上一人で抱え込まないようにするために、私はっ」


「俺は、大丈夫だから」


「――っ!」


 君が相談してくれたからこそわかった。

 まだ、俺の努力は全然足りていないんだって。


 心配させないようにと強引にでもにへらと笑みを浮かべて見せて、俺は立ち上がりセリシアに背を向ける。


「……風が強くなって来たな。そろそろ話も終わりにしよう」


「風、なんて……」


「強く、なって来ただろ? 君も教会に戻った方が良い」


 枝に捕まる葉が揺れてるぐらいで微風もいいところだ。

 セリシアの言う通り指摘する程の風なんて無いけれど、今はそれしか切り上げる理由が思い付かなかった。


 でもたとえ歪で強引なものであったとしてもセリシアが俺の言葉を強く否定することなんてあり得ないのだと俺自身が理解していたからこそ、理由付けとして成立することが出来ている。


「……メビウス君も、一緒に戻りませんか?」


 だからもう止められることは無いと思って、やるべきことをするために外に向けて一歩を踏み出すと、それでも風に乗った柔らかな声がいつだって俺の歩みを止めさせた。


 本心からの心配が、まるで甘美な蜜のように凝り固まった心を溶かそうとする。

 きっと今振り向けば、それだけで嬉しそうに笑ってくれるんだろうなと思うと、俺の決意はいつも揺れ動いてしまいそうになる。


 ……でも、俺の背が動くことはない。


「俺は……大丈夫だから」


 そう言われた彼女の顔がどんなものになっているのかを見るのが怖くて、ただ一言そう言って俺は振り返らずに歩みを進めた。


 セリシアの声も、息遣いももう聞こえない。

 その現実を理解した瞬間、一瞬で無機質なものへと変わった世界を受け入れながら、俺は本部の連中が来て本当に状況が変わったのかを確認するためにまた薄暗い森の中へと入って行く。


 ……セリシアは言っていた。

 四番目の聖女と自分が変わることで、今度こそ失っている平穏な日々を取り戻すことが出来るのだと。


 でもそれは間違いだ。

 指導者が変われば変革が訪れるように、信じる者を他者が強引に変えれば人々の不安はより増長することになる。


 大事なのは……変わることじゃない。


「『変わらない』ことこそが、平和である証なんだよ」


 だからその証を維持するために、俺は俺の出来ることをするだけだ。

 もうあの時のように頼れる人など……いないのだから。

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