10にも角にも
よし、この五日間で終わった。
気分転換に書いていた短編小説が。
って違う、俺が書かなければならないのは。
ネームやイラストなどの、やるべき事だ。
とは書いているが、正直。
第七回のように見送りたいという気分がある。
ただこのままであれば、毎回のように何もせずに時間だけが浪費されてゆくという感覚もある訳だ。であるならば少しでも形として残る小説という形にして、話だけでも形にしておけば添削しながら作成するよりも後の作業が楽になるし途中で面白くないからやめるという事も可能だ。
これはなろうで学んだ事なのだが、最初の数話というのは結構と書きやすい。けれど、中身を精査して『この作品では一体、何を書いていこうか』と考えた場合。俺に出来るのは話のメインを作ってオチを考える程度でしかない。
なので、話の道程が俺は苦手で仕方がない。
という事で、今回の趣味で書いた短編に関しては伏線を貼りながら書き続けるという手法を用いて書いたのだ。回収する気もないけど情報を拾っていけば答えに至れるという感覚は飽きがなくて良かったし、張らない部分はズバッと切る方がテンポが良くなると知れたのは僥倖だ。
『隷王』では雰囲気やキャラを重視した分。
全体的に重くて、テンポが遅いと思っていた。
この際だから削ろうと思う。
けれど、オチを考えられてもいない衝動のままに書いた作品なので何とも言えない。キャラと思想だけなのでラブコメ風に屋敷での生活のみを書いた方がよかったりするのかも知れないし、そっちの方が面白いかも知れない。ただし短編小説に関しては公開するつもりはない。
これも学んだ事だが。
作品は公開しない方が気分がいい。




