四日目 やはり、ゲームは時間を喰う
前々からやっていたダングリードというゲームを終わらせた。と言っても、ダングリードはローグライク系のゲームなので終わりはないのだが、今まで解放してなかった武器各種を解放できたので、一旦の終わりを迎えることにした。
ローグライク系のゲームの良さは、運によって左右される主人公の性能の振れ幅にある。倒すのが難しい敵だったのが、ある周回では瞬時に溶けたりする。
その爽快感こそ、ローグライクの醍醐味だろう。
これはセットスキルが存在するゲームも同じだが、武器や装備品などといった能力が重複する所謂シナジーを発揮する瞬間は、とても満足感がある。
DBDのドクターは強いが、死を呼ぶ追跡者を積んだゲロババァとか弱いが楽しかったりする。単純な強さよりも、こういったハマると強い系があるとゲームは、沼って仕方がない。
パタポン3も楽しかった。
毒キノコのヒーローで雷属性の武器乗せて、スキルで攻撃速度を上げ、着火による敵陣への炎上攻撃とか強くはなかったが楽しかった。
と、昔話はそろそろにして。
今日はゲームよりもネームに向かう時間が長かったので、少し進ん……でない。昨日の分をやった所から、一コマ程度の量しか進んでない。
これは台詞を次に繋がるように修正していたら、悩んでしまったからだ。こだわりと言うよりも、違和感を感じないようにした結果だ。机に向かう時間は多かったが、無駄になる行動が多かった日とも言える。
だが、中途半端な作品で人の心を揺さぶれるだろうか。作品が出来上がってゆくにつれて、自分の書いている物がチープに感じるようになってきた。
いや、それは小説を書いている時も同じか。
こうして、何かをすればする程に自分という人間の薄っぺらさを写し出しているような気がする。
まぁ、けれど、熟考して失敗を重ねて、学んだ所で深みのある人間になる訳ではないだろう。この程度の自問自答など『なろうの底辺』で散々として付き合ってきた。
その答えが、行動しなければ意味がない。という事だ。そもそも馬鹿で無能な俺が考えた所で、ろくな答えがでると思ってたのが思い上がりだった。
では、残っている昨日の分を終わらせる事にする。




