二十六日目
書いた量は、計18ページ。
残りの日数は、13日になる。
無理をすれば、良くなる訳ではない。
達成感や充足感と、結果は比例しない。
それは、なろうの底辺を這いつくばりながら学んだ事の一つだ。辛いから良い結果を得られる訳でもなければ、苦しいから重厚な物語を作れる訳でもない。作品と作者は違う存在だからだ。
だが、楽しければ続きを書くし。
楽しくなければ、続きは書く事はない。
半ば義務的に書き始めたコレだが、何だかんだで楽しめている自分がいる。少なくとも、この文章を書いている間は作品の事を思い出せるので良い習慣のように感じている。
もしかしたら元来、僕は人から評価されたり、誰かの意見を聞くというのは向かないのかも知れない。誰にも期待されていないと感じるのは、時に憤怒のように見返したいという欲求が湧き、時に水面のような安心感が湧く。
いや、こういった感情の揺れ動き含めて。
僕は楽しめているのかも知れない。
誰かに褒められた時、僕はその言葉に甘えて堕落するだろう。誰かに貶された時も筆が重くなるだろう。ならば、ひとり遊びとして完結していれば。
いや、金が欲しい。
何もしたくない。
好きな事をしていたい。




