導入
この話は、端的に言うと『自作PCを故障させた後、紆余曲折あって修理した話』である。
しかしながら、この紆余曲折の部分が大変厄介であった。
それは問題の複雑さも然る事ながら、僕の不甲斐なさも大きく影響していた。
ゆえに、これから語る話は自身への戒めも込めている。
内容にはパソコンに関するいくらかの専門用語も飛び交うが、できる限り簡単な表現を用いるよう努めてみるとしよう。
もちろんパソコンに詳しい人は僕の行動の愚かさを理解できるだろうし、そうでない人も僕の右往左往する様を楽しめるだろうと思う。
また、今回の故障はあまり起こる事のないCPUの故障となっており、同様の症状に困っている方へのヒントになるかもしれない。
自作PCを構築する上での注意点なども記述していくので、これから自作PCの世界に踏み込もうとする方々にもおすすめである。
また、僕はパソコンの自作歴十年程であるが、特別パソコンに詳しいわけではない。
ゆえに不十分な説明が含まれる可能性があることをあらかじめご理解ください。
それでは、何が起こり、何をしたのか綴っていくといたしましょう。