過去編3(ソロ視点)
王家に仕える魔術師のための研究室には、あらゆる魔法が仕込まれている。例えば爆発耐久設計は基本中の基本だし、漏水や耐風に絶縁、魔法が暴発して被害を出さないための最大限の想定を施して作られたその仕組みは要塞に応用された例もある。もちろん騒音対策だってばっちり施されており、つまり学園祭真っ只中である外の騒々しい騒ぎなんて、この研究室には一切なにも聞こえない。
喧騒から切り離された静寂の中で、カーラは一刻一刻と体温を失い、血色が悪くなっていった。
研究室の仮眠用ベッドに目を覚まさないカーラを横たえると、ソロはそのすぐ横に椅子を置いて座り、手を組んでカーラの横顔を見つめ、その体勢のまま動かない。
最初のうちはソロを焦らせようとせっついていたカロルドも、無視を続けられるうちに興味を失ったように二人から距離を置き、ソロがいつも使っているデスクにどっかりと座り込んで本を読んで時間を潰していた。
泰然と動かないソロだが、その内面は、石を投げ込まれた水面のように揺れている。
こうやって、刻々と迫るタイムリミットを口を開けて待っているしかないのだろうか。
歯がゆくて歯がゆくてしょうがないのに、どんなに考えても解決方法が思いつかない。八百年生きてきたのはなんのためだ。こういうときに、なんとかするのが自分の役目だったんじゃないのか。
わずかに変化した表情を見てソロの苦悩を察し、カロルドは楽しんでいるようだった。
カロルドを殺せば、彼に秘められた竜が息吹を吹き返す。そうすれば世界に危機が訪れる可能性がある。それは見過ごせない。
今日の平和を守るために、どれだけの犠牲が払われてきたのか。一番知っているのは自分だという自負がソロにはある。
しかし。
青ざめてきたカーラの顔を見れば決意はたやすくゆらぐ。
カーラの全幅の信頼を、愛情を、自分の隣にいたいのだと言ってくれた、日溜まりのような暖かさを、切って捨てることが、なぜこんなにも苦しいのか。
八百年でカロルドの呪いは変化しつつある。自我が生じるなんて、あの頃はまったく考えもしなかったのだ。
きっとこのことを知ったらシスティーナは喜ぶだろう。彼女は最後まで、カロルドに呪いをかけることに反対していたから。しかし同時に悲しむだろう。自分の息子が拗らせた自殺願望を抱えて父親に反抗してくるなんて、彼女は思いもしなかったに違いないから。
奇跡のようなカロルドの『回復』に感心して、放置したのがよくなかったと今になっては思う。公爵令嬢の件しかり、こういう、変に楽観的で物事の対処が遅れがちなところは自分の悪い癖だ。八百年生きてきてなんとかなってきた経験が、物事をあまり深く考えない精神を築きあげてしまったのかもしれなかった。
(ばかだなあ。後悔先に立たず、なんて、何度も思い知ったはずなのに。)
あるいはそれは、諦めることに慣れすぎてしまったということなのかもしれない。諦めるということは、それ以上考え続けなくていいということだから。
今回もまた、そうやって諦めればいい。ただそれだけなのだ。
心の中で独りごちた瞬間、静寂そのものだった研究室に遠慮がちなノックが鳴り響いた。
外から声をかけられて気づかないと差しさわりがあるので、魔術師の研究室とはいえノックの音だけはドアを貫通するように仕込まれている。
「はい?」
事態が事態であるだけにまったく気は進まなかったが、ソロは返事をして立ち上がる。一体、こんなところまで誰が来るというのだろう。そもそも、始祖である自分の研究室に人が訪れるだなんてめったにない。
カーラでもない限りは。
扉を開けると、そこにいたのは見目麗しい二人の女性だった。一人は黒髪、一人は金髪、どこかで見た顔のはずだ、と脳内を検索してようやく思い至った。カーラの二人の姉である。
「ルロワ先生に事情をお伺いして、ここだとうかがったものですから……」
すでに事情は知っていると見えて、上の姉、黒髪のキャロルが不安を顔中に張り巡らせて、それでもしっかりとした口調でカーラはどこですか、と訪ねてくる。
きっと疲れている笑みを浮かべて研究室に迎え入れると、二人はカーラのそばに駆け寄った。
寝ているだけ、に見えるだろう。しかし彼女は、この一瞬でも一歩一歩死に近づいている。
「……ソロさまなら、この子を助けられるのでしょう? なぜなにもしないのですか!」
金髪の方の姉、シェリーが強い剣幕で言う。それをキャロルがたしなめ、
「始祖さま、理由をお聞きすることくらいお許しください。カーラはわたしたちにとって、かけがえのない大切な家族なのです」
と、感情を抑制した声音で訊ねてくる。
「……カーラを助けるには、カロルドを殺すしかない。それも、僕自身が手を下す必要がある」
そこまでは聞いていなかったのか、キャロルたちが息を呑んだのがわかった。
だけど、問題はそれだけじゃない。
「問題は、その後だ。彼が死んだら、魂が消滅する瞬間に大きな爆発が起こるかもしれない。どんな被害が起こるかは……正直予想がつかない。犠牲者が出ないという保証もない」
「……なぜ、そんなことに?」
これより先は、ギルバルドに絶対他言しないと誓った国家機密でもある。
二人に言っていいものか、ソロは少しだけ逡巡した。けれど二人の強いまなざしを見て、説得するには説明するしかないと判断する。
「カロルドが僕の息子だということは知っているだろう? 竜に奪われて取り戻した、『隠された王子』は現代ではギルバルドだとされているけれど、本当はこのカロルドのことだ。……カロルドの魂には、宝竜が封印されている。彼が死ねば、封印された神獣がこの世界にどういう影響を与えるかわからないんだ」
二人は確認するように窓際に置かれたデスクの方を向いた。それに合わせて本を閉じ、両手をあげてカロルドは応じる。
「死んだ後のことなんて知ったこっちゃない。その先のことになんて興味ないね。俺は、俺の目的を達成できればそれでいい」
見下すような視線を向ける彼に、怒りに頬を染めたシェリーが、
「勝手です! 実の父親に自分を殺せなんて言うことも、それで受ける世界の影響を『知ったこっちゃない』なんて言うことも!」
「勝手? よく言うよ。自分の目的のために他人を都合よく操作しようとする。それが人間じゃないか。自分に都合が押し付けられたときだけ勝手だって怒るのか? お前だって、自分の都合のためにカーラを利用してきた。あいつの裁縫の腕が上達したのは、せっせと花嫁修業に励むお前たちを着飾らせるためだった。つまり自分の結婚という目的のために、カーラを使役して労働を搾取したんじゃないか。何が違うっていうんだよ」
興奮のあまり黙ってしまった妹に代わり、キャロルはソロに向けて訊ねた。
「他に、方法はないのですか。カーラも、カロルドさまも、両方助かるような」
「……無理なんだ。何回も試しているけれど、器の深層にいるはずのカーラには声が届かない。カーラを助け出すこと、それ自体はできなくは、ない。体内の魔力を活性化させ、器へ供給するための通路を開き、魂を引っ張りあげる。でも……」
ソロはキャロルから視線を逸らして、自分の足元を見つめた。
「失敗したら、カーラと器がつながっているカロルドの器が今度は耐えられない。カロルドに封じ込められているドラゴンが、彼の魂を糧に物質世界に具現化し、この国をを滅ぼす。器が内部から崩壊し、肉体は消滅、魂の軛から逃れた災厄は、国だけじゃなく、世界に呪いを撒き散らして果てるだろう」
先日の公爵邸でのドラゴン騒動。あの何倍、何百倍もの規模で混乱が起こる。
今度は、鎮めるべき器の主もいない。今の自分では、強大な竜を取り押さえることもできないだろう、本当の悪夢が始まってしまう。
器に閉じ込められているカーラの協力があれば、あるいは成功する可能性はゼロではなかった。
しかし交信できない以上、それを選択するのはリスクがあまりに高すぎる。
「つまり――」
それに続けて言葉を引き継ごうとして、キャロルは絶句してしまった。
「この国の安全のために、カーラひとりの命で足りるなら。……このまま、苦しみなく命を終えることで、彼女は世界の危機を回避することができる」
無表情に言い捨てたソロに、シェリーは今度こそ激高した。
「本気ですか? 見損なった! 始祖だなんて大きな顔をしておいて、なんてことでしょう。たったひとりの女の子を救うこともできないで! 確かにあの子は欠点だらけよ。他人の話は聞かないし、自分に向けられる感情に鈍感なところがあるし、思い込みが激しいし、でもだからって、路傍の石みたいに打ち捨てられていいわけがない!」
おやめなさい、と言って後ろからシェリーの肩を抑えたキャロルのほうが、しかしよほど怒気を放っていた。
「カーラを見捨てると始祖さまが決断されるなら、私は、止めません」
シェリーが驚いて姉を見上げる。それにひとつ微笑んでみせると、キャロルはソロと向き合った。
姉に止められて落ち着きを取り戻しつつあるシェリーに「お茶を入れて頂戴」と言った後、キャロルはカーラを挟んでソロの対面に座った。
「このままなにもしないのであれば、お時間はおありでしょう? カーラを見送る私たちのために、ひとつ昔話につきあってくださいな」
※
備え付けの簡単なコンロでお湯を沸かし、シェリーがカーラが置いておいた紅茶を使ってお茶を淹れて全員に振舞うまで、キャロルは一言も発しようとはしなかった。
紅茶を口に含んで「ああ、おいしい」と言ってから、ようやくソロに向かって話し出す。
「トラフ家の現状については、カーラから聞き及んでいると思います。爵位は返上、収入はほとんどなく、貴族という身分に噛り付いて細々と生活を送るのがやっとの毎日。……カロルドさまの言うことは、ある意味では正しいのかもしれません。私たちは、随分カーラに頼って生活してきましたから」
キャロルが何の話をしたいのか、ソロにはおおよその見当もつかない。
あるいは、カーラを見送るための心の整理をしたいだけなのかもしれない。だとしたら、カーラを『助けない』自分にはその話に付き合う義務があるのだろう。
「没落したのは、私たちのおじいさまの代なんです。おじいさまは人がよくて、無理難題を聞いて頼まれると断れなくて。いつのまにやら味方と思っていた人に裏切られ、政治の失策の責任を押し付けられて信用が失墜し、私が生まれたころにはすでに没落は決定付けられたようなものでした。意気消沈して部屋に閉じこもるおじいさまを覚えています。家族を遠ざけ、なにやらどなたかと書簡をやり取りして、そうやって長い時間を過ごして、やっと部屋から出てきたときは家族みんなでお祝いをしましたわ。シェリーは覚えている?」
怪訝な顔をして姉を見返し、シェリーは首を振った。その様子を見ると、やはり彼女も、キャロルが何を言いたいのかわからないのだろう。
シェリーから向けられた戸惑うような視線に一切構わず、キャロルは話を続けた。
「人の善意を信じ続けて、だけど裏切られて傷ついたおじいさまだから、気づいたのかもしれません。この国の暗部とでも言うべき惨状に」
カロルドが、その言葉にぴくりと反応した。
「この国で暮らすだけなら気づかなかった。けれど他国の歴史を学ぶうちに、八百年、政治的に同じ体制が続くのは異常だと言っていいほど稀有であると、私も察することができました。妃になる準備として、城で勉強しているうちに、それは確信に変わりました」
キャロルが花嫁修業の一環として城に招かれて勉学に励んでいる、という話はカーラから聞いたことがあった。
才分に加え、努力して獲得した聡明さ。与えられた情報だけで満足せず、疑いを持ち続ける豪胆さ。どちらも上に立つ者には欠かせない資質だろう。
「貴族には死産が多いのですね。平民のそれよりずっと」
そこまで聞いて、ソロにもようやく、キャロルが何を話そうとしているのか推測できた。
要するに、糾弾しようとしているのだろう。八百年生き続けながら、この国の体制を維持してきた自分たち親子のことを。
妹を失うのだ。八つ当たりの相手にくらいなってやろうという気持ちで、ソロは続きを促した。
「それは器が魔力に耐え切れず、胎内で体の成長が止まってしまうからだと教育係は言いましたが、私はそれは違うと思います。魔力があるから体が育たないなら、強い魔力を持つほど生まれにくいということになるのだから、王太子や公爵令嬢のような方は生まれないことになる。貴族は強い魔力を持った子どもを尊びます。それは、魔力を持たない子どもは捨て置かれるということでもある。……つまり貴族は、高位の者であればあるほど、魔力を持たない子供を、赤子のうちに『死産だった』と言って処分する習慣があるという仮説が成立する」
「ただの推論で物を語るもんじゃない。国家反逆罪とみなされてもおかしくないぞ。目の前にいるのが誰だと思ってるんだ?」
カロルドの横やりを視線だけでいなして、キャロルは毅然として続けた。その瞳に、迷いなんて一切見えない。
「……王太子さまにも確認しました。そのために使われるのが、城のまじない師だったのですね? 王家、貴族という制度を維持するために、あなたは多くの都合を押し付けられてきた。体制を維持するのに不必要な人間を、木が増えすぎた森林で間伐するかのように狩り続けてきた」
自我を失ったカロルドを使って邪魔者を排除する。それは、ソロがどれだけ正そうとしても、目を離した瞬間に繰り返される王家が主導した悪行だ。赤子の件だけじゃない。『正しい王政を遵守する』という名目で何度も繰り返されてきた、非道で残虐で、利己的な許されざる愚行。
ソロはそれを正そうと、その時々の王を何度も説得して、改心したという誓いを信じて、その都度何度も裏切られてきた。そのうちに、いつしか正そうとすることを諦めてしまった。そうして、≪仮面の勇者≫という肩書を隠れ蓑にして、手の届く範囲だけ守るようになった。結局それが一番、効率がよかった。
それにしても意外だった。王太子とはいえまだ年若いエドワードが把握しているということも、王とその側近だけで繰り返されるそれを、将来の伴侶に告白しているということも。
驚きに目を見開いているソロに向かって、キャロルが言う。
「そしてその習慣に反対しているのがソロ様ですね。閉じ込められた赤ちゃんを救い出し、信用できる人に預けた。そういう活動を、長らく続けておられたのでは?」
そう言うとすこし語弊がある。魔力のない貴族の赤子を富裕層中心に養子として斡旋する事業は、冒険者ギルドの協力者によって今ではほとんどソロの手助けなしに行われている。しかし未だに、隠して処分しようとする貴族がいるのも確かであり、そういうときには出張ることがなくはない。
なんと返事をしたものか考えあぐねた間に、キャロルの話は次に進んだ。
「おじいさまは何も言いません。『今日からわたしの子どもとして育てる』なんて言って赤ちゃんをつれてきた日には、おばあさまと一緒に私も卒倒するかと思いましたけれど。その赤ちゃん……カーラは、生まれつき魔法が使えません。それは本来、貴族としてはあり得ないこと。魔力を持たず、魔法が使えないあの子は、魔力を絶対視するこの国にあってあまりに平凡すぎました」
ここでようやく、キャロルの話がつながったと思った。彼女は自分たちを糾弾するつもりではなく、ずっとカーラの話をしていた。
それはつまり。
「カーラは、あなたたちの本当の妹ではないの?」
ソロが訊ねると、キャロルは眉根を寄せた。
「血のつながりだけが『本当』であるとするならば、そうだと言えます。けれど、本当であることに、価値があるのでしょうか。おそらくもう、カーラは自分の出自なんて覚えていないでしょう。私はそれでいいのだと思います。もちろん最初はわだかまりを抱えていました。辛くあたったこともあります。けれどあの子はそのたびに笑って、受け入れられるまでなんどでも笑いかけてくれて、そばにいてくれました」
話し続けて喉が渇いたのか、キャロルはそこで紅茶を口に運んだ。その間、誰も何も言葉を発することができずにいる。カロルドさえ、いつもは小憎らしいくらいよく回る口をひん曲げて、むっつりと黙り込んでいた。
「笑いかけてくれる人を、嫌い続けることって難しいんですね。私たち家族は全員そうやって、いつの間にかあの子にほだされてしまった。あの子は私を優しい人だと言ってくれますが、あの子がいたからきっと、私は人に優しくするとはどういうことなのか、学ぶことができたのですよ。あの子がいてくれたことで、私たちは成長できた」
振り返って立ったまま話を聞いていたシェリーの手を取る。そして二人は、決意を込めた目をしてソロとカロルドに向き合った。
「そうやって時間をかけて、あの子はたしかに、私たちの家族になったのです」
それまで黙り込んでいたカロルドが、準備が整ったとでも言うかのように、
「そんなの自己満足だ。頭の足りない子どもを騙して丸め込んでいるようにしか見えないね。一度でもカーラが自分の出自に疑問を持ったらどうするつもりだった? 姉のために奉仕するのに反抗していたら? お前たちがうまくいったのは、たまたまでしかない。結果論で家族を語るなよ」
と笑みを浮かべて言うのを、キャロルは簡単に流してみせる。何を言われても、自分の心はゆるがない。それを証明するようだった。
「あの子が愚かに見えますか? それは、確かにあの子の本性でもありますが……それ以上に、心のままで接することで他者の警戒をとくための、あの子なりの処世術でもあります」
カーラは欠点の多い子です、とキャロルは言った。
「他人の話はほとんど聞かないし、自分に向けられる感情に鈍感なところがあるし、思い込みが激しい。そしてあの子の一番の欠点は、諦めが悪いということ。だけどそれは、一番の長所でもあるんですよ。だからきっと、あの子は器の深層でこう思っているはずです。わたしは絶対諦めない、と」
カロルドは肩を竦めて見せる。その憎たらしい口が開く前に、キャロルは強い口調でソロに訴えた。
「ですから、可能性があるうちはあきらめないでください。だってあの子は絶対に、あなたの隣にいることを諦めたりしていないんですから」
キャロルの言葉で、なぜこんなにカーラを失いたくないのか、ソロにもようやくわかった。
諦めることが増えるうちに、諦めることに慣れてしまった。
だけどカーラはずっと、諦めないで向かい合ってくれた。側にいたいと、願ってくれた。
そのひたむきさに、年甲斐もどうしようもなくただ、惹かれてしまったんだろう。
だから。
「ずるいよ」
今、自分はどんな顔をしているだろう。カロルドが嫌な顔をして自分を見ているから、そう変な表情は浮かべていないのだろうなと思った。
「ずるいな、そんなこと言われたら、諦めたくなくなってしまう。カーラを助ける方法を、探したくなるよ」
ソロの返答を聞いたキャロルは、大きく息をついて、
「こんなお話をしたのは、それが狙いでしたから」
緊張の糸が切れたように、大きな瞳から涙をこぼした。それでも気丈に、口元だけは笑ってみせる。
「私たちはどこまでも、カーラの味方なのです」




