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伏線の行方

作者:学無
 遥歌涼《はるかりょう》は、自分の苗字が嫌いだった。それは、“自分など一生目立たない日陰者でいい”と考える程に根の深いトラウマだ。
 春。
 適当に進学した高校で、涼は退屈な日々を送っていた。
 積極的に友人を作る訳でもなく、無駄に教室の中央に充(あ)てがわれた自分の席から、新しい生活に馴染んでいく周囲の様子をぼうっと眺める毎日。
 そんなある日、職員室への用事の帰りに、涼はいきなり知らない少女に腕を引かれた。
 涼と比べて背が低く、セミショートの黒髪がさらりと揺れるその少女は、
「ついてきなさい」
 とだけ言うと、他の事情は一切語らず彼の腕を掴んだまま校内をずんずんと進む。
 辿り着いた先は『伏線回収部』だった。
 そこは、この殊更(ことさら)平凡な学校で、唯一、名前も雰囲気も完全に孤立している───要するに、インチキ臭くて誰も近寄ろうとしない所だった。
 その日から、部の一員として連れ回される中で、涼は部員たちや無愛想なクラス委員長の意外な一面を見ることになる。
 そうしている内に、涼は徐々に“自分にできること”を模索し始めていた。
始まりの予感
2011/06/14 15:35
君の名前は?
2011/06/17 00:53
伏線回収部とは
2011/06/26 01:51
それぞれの思惑 その1
2011/07/03 15:20
それぞれの思惑 その2
2011/07/13 01:24
だから何する部活なんだ?
2011/07/22 01:18
変わる=始まり
2011/07/31 21:13
それぞれの思惑 その3
2011/08/12 14:10
それぞれの思惑 その4
2011/08/27 11:11
それぞれの思惑 その5
2011/10/22 20:06
それぞれの思惑 その6
2011/10/30 13:02
それぞれの思惑 その7
2011/11/05 20:33
畑丈盛の場合 1
2011/11/20 23:28
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