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コーラ日記  作者: コーラ
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2026年9月22日火曜日

 今日は色々と思うところがあったので、日記を書く。いや、思うところというと、何か不満に思ったことがあるように聞こえてしまうのでそうではないだろう。考えたこと、というのが適切な気がする。


 今日は早起きをする計画だったが、昨日は久しぶりにゲームができるだけの友人がチャットに集まったので、少しゲームをしてしまって寝るのが遅くなった。そして朝起きるのも遅れてしまった。そして昼過ぎまではだらだら過ごした。昼ご飯は袋麺だった。


 午後、図書館に行こうと思い大学に行った。図書館に行く前に、空き教室でも使って英語を勉強しようと思い、別の建物に行った。アパートで暮らしていると、壁が薄いこともあり、音読をすると基本的に迷惑がかかってしまうのがなんともやりにくいところである。


 着いてからは勉強をしようと思ったが、その前に見始めたSeikinTVが面白すぎて、ずっと見てしまった。山場という山場はないような動画が多いのだが、のんびり見れてしまうところが自分に合っていて、時間が溶けてしまうのだ。結局、勉強は20分くらいしかしなかった。そのあとは近くの長いすでごろ寝をしていた。今の時期に大学に来ている人なんて言うのは少数なので、恐らく誰にも見られていないだろう。


 18時過ぎになり、大学からそのままスーパーに向かった。向かっている途中で、どこかのサークルの和楽器のような音と掛け声が聞こえてきたが、いったいどこから発せられているのかわからなかったので、音源まで辿り着くことはできなかった。18時にもなると、この時期では少しずつ暗さが増してくる。秋の訪れを感じさせられた。夕飯を作るにおいが風に乗りやすいのも秋の特徴なのではないか、そんなことも思った。


 夕食の香りがする街を自転車で駆け抜けながら、この先の人生に思いを馳せた。色々考えたので長くなるが、以下に将来のための思考メモとして残しておく。最近、自分の本質は、現実からの逃避なのではないかと思っていた。新しいことを何もせず、馴染みの食品を食べ、馴染みの音楽を聴いて家にずっととどまることも好きなのだが、それは反発までの「溜め時間」のようなものなのではないか、と思ったのだ。いざとなれば安心して戻れる、退屈すぎるくらいの現実がある。それを確かなものにしたうえで私は外に飛び出したいのではないか、そのように思うのである。居場所は確保したうえで、すべてを置き去りにして現実から逃げてどこかへ行きたい。これがベースであるがゆえに、自由なときに逃避することを不可能にする先の予定を嫌に思うのではないかと考えると、私の特徴とも合う気がする。というか、もともとはなぜ私が何か予定を作ることが好きではないのかを考えた際に、私の本質の仮説はつくられた。


 それを考えた際に、「私は結婚できるのか」が気になった。恋愛面の実力が厳しい可能性などは置いておいて、目指すライフスタイルを実現するうえで結婚は許容できる行動なのか、それが気になった。すべてを置き去りにして逃避したいと言ったが、それは本当にあらゆるものなのである。今までの人間関係すらも置き去りにしたいのである。配偶者すら置き去りにして、遠くへ行ってしまいたいのである。ただ、だからといってどこかへ行っている間に、私との関係性を変えてほしくはないのだ。人間関係リセット症候群なるものがあるが、私の場合はゲームになぞらえていうならば「人間関係ポーズ症候群」とでも言えるのではないだろうか。私が現実から逃げている間、私の周りの人間関係は凍結していてほしいのである。これはある意味でリセットよりもたちが悪いことを言っていることには自覚的である。だから結婚できるか、心配なのである。


 そんな状態であれば結婚しなければよい、そう思う人もいるだろう。だがしかし、今日、街の夕飯の匂いを嗅いで、料理がしっかりある生活が輝かしいものに思えたのだ。今日の昼食からして察しがついている人もいると思うが、私は料理をしない。自炊をしても栄養バランスよく、かつ安く作ることは私の技術では不可能だと気付いたとき、私はその二つを自炊で実現することを諦めた。そして、カップ麺や冷凍食品で安さを、完全栄養食で栄養バランスをなんとかする食事を始めた。だから私は料理をしないし、できない。だから、ちゃんとした料理は輝かしいものだが、自分では実現できない。実現のための現実的な方法の一つが結婚になってくる。


 しかし、この料理ができないこともまた、結婚を妨げる要因になってくる。私の食事は一人で生きる分にはいいが、配偶者を持ち、子供を持ったとき、果たしてこれでいいのだろうか。よくないだろう。


 結局、結婚に際して私はテイクすることしか考えず、ギブできるものも思いつかないのだ。うまい生き方はないかを考えたが、なにも思いつかずにスーパーについてしまった。スーパーに売っていた、冬に備える保湿クリームを見て、家族が保湿クリームを塗りあう広告を、実家のテレビでよく見たのを思いだした。夕食は半額になっていた惣菜パンにした。

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