2026年3月4日水曜日
今日は、起きてしばらくして雪が積もっていることに気付いた。3月にもなって雪が降るなんて……と思いかけたが、よく考えれば地元ではこれは不思議ではないどころか、当然のことであった。地元に帰ってきてからも、例年と違いあまり雪がない状態であったために、感覚としては大学付近のままでいる部分があるかもしれない。
今日は昼食がハンバーグだった。昨日のシチューもそうなのだが、祖母が作るものは、どうやっているのか知らないのだが、我が家のものよりおいしいのだ。そんなことを言うなんて親に失礼だと思われるかもしれないが、我が家の料理担当の父も、祖母の料理が一段違うおいしさであることを認めているのでいいだろう。まだ祖母は元気なので、作り方を教わらなくてもあの味が永久に食べられなくなるということはないかもしれないが、人間いつ何が起こるかわからないものであるので、聞けるときにどうやって料理をしているのか聞いておきたい。2,3日前に、日記で記憶と味覚の関連について、考えたことをつらつらと書いた記憶がある。それを踏まえると、やはり、後になって人を思い出したい時が来た時に、料理が思い出すのを手助けしてくれるのではないかと思う。とりあえず、ハンバーグ、シチュー、カレーの3つだけでいいので聞きたい。できれば、ロールキャベツとそぼろ丼も。
夕食は焼き魚だった。当然、処理が面倒なので自炊で魚は食べないのに加え、大学付近に寿司屋がなく、学食でも魚が出ることが少ないため、地元を離れてからあまり魚は食べていなかった。そんな状態で、たまに食べるといいものである。ただ、骨をうまく外せなくてぐちゃぐちゃになってしまったのは情けなかった。
あと、ちょっと感情が動いただけの、とりとめのない話なのだが、皆さんは予測変換で過去を思い出すことはあるだろうか。特徴的な言葉が予測変換で出てきて、その言葉を使っていた当時を思い出す、という現象である。具体例でいうと、学術的な専門用語が出てきて、大学のレポートを書いていた時を思い出す、といったものなどだ。今日はそれが起きた。この日記を書き始めたばかりのころに話題に出した、「おもしれー女」を目指しているという女の子の話になる。彼女のことが気になっていた私は、精神的に頑張って、彼女とSNSをつないだ。そして彼女と少しチャットしたときに、彼女は、頬のことを「ほっぺ」と言っていたのだ。この「ほっぺ」が、今回の予測変換で出てきた言葉である。私自身、普段は硬めの文体でチャットをしていて、私が頬のことを指すならば、間違いなく「頬」とするだろう。ほっぺなんて言葉は、彼女が使わなければ私は触れなかっただろう。実際、使われたときに、「何年ぶりに聞く響きだ?ほっぺ、なんて」と思った。新鮮な響きだった。もちっとした柔らかさを感じた。でも、それほど連絡をしなくなった今、あの言葉は私に過去を思い出させて私を微かに傷つけるのである。柔らかいナイフのように。




