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第十四夜 エピローグ

これにてこの作品は完結します。


此処まで読んでくださりありがとうございます。

美桜の願いどおりに黒月は泉へと美桜を連れてきていた。


黒月は愛しそうに美桜を抱きしめる。それに応える美桜は嬉しそうだった。


そして黒月は美桜のお腹を優しく愛しそうに撫でた。


美桜はそれを優しい眼差しで見守った。


そして黒月はあまやかな声音で囁く。



「此処に宿っているのですね?」



その言の葉に美桜は微笑んだ。黒月は告げる。



「ずっと独りだと思っていました」



「だけれど君が今は共にいる」



「それなのに君は愛しい存在を私にまた授けてくれるのですね」



お腹を撫でてる黒月の手は少し震えていた。


それに気づいた美桜は黒月の手を取り温めるように両の掌で黒月の手を包んだ。


その行いに黒月は泣きそうになりながらもかそけき声で囁く。



「ありがとう君が私に家族をくれる」



「そして今日も君は私に微笑んでくれる」



「それにまさる喜びなどこの世にあるのでしょうか?」



「今君と共にいるのは君がくれた奇跡なのでしょう」



「ならば今度は二人でつくりませんか?」



「今日も明日も共に居る永遠を……」



その言の葉に美桜は微笑んだ。そして黒月に囁く。



「喜んでずっと共にいましょう」



その言の葉に黒月もまた微笑み。


そして零れ落ちるはあなたへの愛しの言の葉。






想うがゆえにもう別たれることはないとそう二人は知っている。


二人はもう孤独に怯えることもなく互いの温もりを導にこの先をずっと二人で歩いていく。


想いを同じくする愛しい存在が傍らにある事実を噛みしめて二人は幸福になる。


其れを白い世界から少女は見つめてそしてまた嬉しさで涙を流す。


もう独りじゃないね。そう微笑みながら。二人がはなれることは終ぞなかった。


終わった。これで本編は完結します。


後は番外編を時間がある時に書いていきます。


読んでいただきありがとうございます。ぺこり。


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