↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【書籍2巻、コミカライズ2巻】ハズレスキルが覚醒したので、虐げられた過去を自由な人生に反転(リバース)します!  作者: 気まぐれ
第一部 グローリア王国編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

68/118

第68話 ネイサン①

「いやぁ……、やめてぇ……」



「へへ、そんなに嫌がるなよ。それよりどうだ、俺のブツは? これからお前の中にこんにちはするんだぞ」



「どうしてそんなことを……」



「お前の兄貴はドジを踏んでなあ、お前も兄貴と一緒に処分されることに決まったんだ。病気のお前を抱きたい奴なんて今までいなかっただろ? 死ぬ前に天国へ連れてってやるよ」



「ドロップキーック!!」



「ぶべらっ」



 女に手をかけようと服を脱いだ男は、いきなり側面から蹴られて吹っ飛び気絶した。



 蹴ったのはアラン。

 ネイサンはサラの元に駆け寄る。



「大丈夫か、サラ!」



「兄さん……!」



 ネイサンを雇っている伯爵邸

 武神祭で貴族内の取り決めとは違うところで無様ぶざまに負けたネイサンにより大恥をかかされた貴族は、ネイサンもサラも処分することを決めた。



 そのことを聞いた貴族の側近はサラを抱こうとしていた。

 いや、前からそうしたかったのだが、病弱なサラを抱けば死んでしまいそうだったため禁じられていたのだ。



「必殺、後宮送り(トランスポート)! 相手は死ぬ」



 アランは下半身丸出しで気絶しているそいつを王城の後宮に転移魔法で転移させた。



「さて、もうここに用はないよね」



 というわけで、三人で転移した先はギース公爵家の広大な庭。



◇◇◇



「これは、伝説の転移魔法なのでは……?」



「ネイサンさん、冒険者は互いを詮索しないものですよ。僕もシルバーの冒険者です」



「すまぬ」



 そこへわらわらとやってきた屋敷内の巡回兵たち。



 いかつい兵士にあっという間に囲まれて、ネイサンにお姫様抱っこされていたサラは顔面が蒼白になった。



 その中から兵士が1人前に進み出てきて僕に告げる。



「これは、アラン殿でお間違いないでしょうか?」



 おお、さすがギース公爵家の兵士、教育が行き届いてるじゃん。



「はい、そうです。ちょっと急ぎの用事がありましていろいろ無視した突然の訪問ごめんなさい。ウォードさんはいらっしゃいますか?」


 

 そう言った途端、どこからともなく執事が現れた。



「おりますよ。お前たち、持ち場に戻れ」



「はっ!」



 こうして兵士は素早く持ち場に戻っていく。



「アラン殿、その者はダーレン伯爵家に雇われているネイサンですね」



「はい。伯爵の顔に泥を塗ったとかで拷問されてたのでまとめて助けてきました。あ、ちょっとサラさんを休ませたいのでベッドをお借りできませんか?」



「かまいません。どうぞこちらへ」



「助かります」



 こうして、一室を借りてサラさんを横にさせる。



「さて、ちゃっちゃと治しましょうかね」



 ネイサンさんが信じられないという顔でこちらを見る。



「待て。妹のは治らない、エリクサーでも延命が精々だと言われたぞ」



「生命の奇跡、【神聖魔法】リザレクション!」



 公爵家の一室からまばゆい光が立ち昇った。



◇◇◇



「これでサラさんは大丈夫です」



 血色も良くなり、スヤスヤと眠るサラさんを一応【神眼】で確認するがやはり完治していた。



「さっきの光はリザレクション、蘇生の奇跡ではないか?」



 そう言いながら入ってきた屋敷の主人、ギース公爵。

 その姿を見たネイサンはすぐにひざまづく。

 僕は軽く会釈するだけだ。



「よい、楽にしたまえ。なぜリザレクションを? 教会に見つかったら私といえどいささか面倒なのだぞ」




◇◇◇◇◇◇


スキル:【リバース】【神眼】【剣神】【怪盗紳士】【暗黒魔法】【岩鉄魔法】【神聖魔法】【時空間魔法】【灼熱魔法】【凍氷魔法】【マジックハンド】【誘惑】【痛覚緩和】【状態異常完全耐性】【炎精霊の守護】【幻魔】

ランク:シルバー(アリサ:ゴールド)



いつもお読みいただきありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。