表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【書籍2巻、コミカライズ2巻】ハズレスキルが覚醒したので、虐げられた過去を自由な人生に反転(リバース)します!  作者: 気まぐれ
第一部 グローリア王国編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

55/63

第55話 使えないペンダント

 ホワイトキングタイガーウルフは、オークションの末に金貨30000枚で落札された。

 そして僕には手数料を引いた分が商業ギルドから入ってきた。



 商業ギルドはなんか『今回手数料は半分でいいし、何なら全部渡す』とか何とか言ってたが、そもそも入ってくる額が大きいのでどうでもよくなって別にいいですよ、って適当に返事しといた。



 ちなみに、冒険者ギルドも商業ギルドも口座もどきがあって、そこにお金を預けることができなくもない。



 残念ながら冒険者の下位ランクや中小の商人は預け入れた金が全ていっしょくたにされて保管されている。

 なので、金を取りに行ったら今金庫に金がないという事態があるし、ひどいのになるとギルド職員が横領してて『あなたの金はそもそも預かってません』とか言われることもある。



 ギルドにまともに金を預けているのは、何も知らない新人か、オリハルコンランク、大商人だ。

 もちろん、後ろ二者の金に手をつけると代わりに命がなくなるのでそこに手をつける愚か者はいない(はず)。



 僕は収納魔法の中に入れているので別にそういう問題は起きない。

 マジックバッグも収納魔法もない者は、自衛策を講じなければすぐに盗まれることとなる。

 厳しいね、異世界。



◇◇◇



 その後は、霊薬草をたくさん採取して(元は一番質の悪い薬草だけど)冒険者ギルドに納め、シルバーランクに無事上がった。



 そしたらそれを待っていたかのごとく、変な奴が寄ってきた。



「冒険者アランだな。我が主人が召し抱えてしんぜるとのことだ。付いてこい」



 まーた貴族か。

 軽装した騎士に囲まれちゃった。

 霊薬草の採取をしてる間は特にトラブルもなかったのにな……。



 てか貴族が相手か。

 なら、ギース様からもらったペンダントが効くかな?



「このペンダントですけど、わかります?」



「この紋章はレイジング公爵家のもの……! 冒険者風情がなぜ? どこで盗んだ、貴様!」



 あ、そうだった。

 こいつらそういう考えするんだったわ。



 ていうか、ペンダントのご威光ないじゃん。

 御老公様の印籠みたいなのを期待してたのにさ。

 これ見たらみんなひざまずくみたいな。



 が、早計かもしれない。

 こいつらは下っ端だ。

 もうちょい偉い人だったら分かってくれるかも。



「貴様、聞いてるのか、無礼者が!!」



 槍の石突で突っつかれる。

 汚物を突っつくみたいな感じでするのやめてもらえないかな。

 まあ話聞いてなかったのは事実だけどさ。



「わかったから、案内して。付いてくから」



「ふん、最初からそうしろ。手間をかけさせやがって。そのペンダントは預かってやる」



「いえ、やめといたほうがいいですよ。これが本物で、公爵様から僕が直接受け取った物だったらどうするんですか? それを無理やり取り上げたらあなたのご主人様とか家族もろともただじゃすみませんよ」



 それ以前に僕から実力で奪い取るとか無理だと思うけどね。



「……冒険者風情が世迷言を! いいから渡せ! お館様に検分していただく」



 こいつの主人誰だか知らないけど教育行き届いていないんじゃない?

 ペンダント効果ないじゃん。



 もう意味ないなと思って、言われるまま差し出した。

 どうにでもな〜れ。



◇◇◇◇◇◇


限定近況ノートに第0.2話を掲載しました。

本編には影響ありません。



スキル:【リバース】【神眼】【剣神】【怪盗紳士】【暗黒魔法】【岩鉄魔法】【神聖魔法】【時空間魔法】【灼熱魔法】【凍氷魔法】【マジックハンド】【誘惑】

ランク:シルバー



いつもお読みいただきありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ