表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【書籍2巻、コミカライズ2巻】ハズレスキルが覚醒したので、虐げられた過去を自由な人生に反転(リバース)します!  作者: 気まぐれ
第一部 グローリア王国編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

16/63

第16話 ギルマスに報告

 冒険者ギルドへ向かい、依頼完了の報告をする。



「それじゃあ、報酬の銅貨5枚だよ。まったく、アンタも変わってんねえ。騒ぎを起こして大男から有り金巻き上げるようなやつがこんな依頼を受けるなんてさ」



 今回の受付は、ベテラン受付嬢だ。

 前にミーティアに代わって冒険者登録をしてくれた人だが、名前はナンシーというらしい。



「ナンシーさん。僕が騒ぎを起こしたみたいな風に言わないでください。僕は降りかかってきた火の粉を払っただけですので」



「はいはい、自覚なしってことね? んで、依頼の際に変わったことなかったかい?」



「えっ、特に何も…… あっ、そういえば」



「そういえば、なんだい?」



「東の森でタイガーウルフの突然変異種がいましたね」



「!!? なんでそれを早く言わないんだい! ギルマス案件じゃないか! はやく特別警戒を……」



「いや、もう倒したんで大丈夫ですよ」



「何バカなことを! 突然変異種なんて最低でもゴールドランクなんだよ! ……ってそういえばゴールドランクのあいつを威圧だけでのしてたね。とりあえずギルマスの部屋にきな」



 というわけでナンシーさんといっしょにギルマスの部屋に。



「それで、アラン様……、いや冒険者コッパ―級のアランよ。何があったか話すのだ」



「はい。行方不明のマールちゃんを探しに東の森に行ったのですが、ウルフ系の魔物が出ませんでした。そして奥まで入って対象を見つけたのですが、そこでホワイトキングタイガーウルフに襲われて撃退しました」



「……そういえばウルフ系の納品がここ数日少なかったと報告は受けているが。突然変異種が発生していたか。それで、そいつの死体はあるか?」



「もちろん。毛並みがとても美しかったので。解体場で出しましょうか?」



「よし、移動しよう。ナンシー、ご苦労だった。持ち場に戻れ」



 そして解体場に移り、マジックバックからホワイトキングタイガーウルフを取り出す。



「何つーでかさだよ!? よくこんなの相手に生きてたな。ゴールド……いやミスリル級だな。にしても綺麗な斬り口だ。他に傷は……前足の片方も斬り飛ばしてんのか。おまえさんもう実力はオリハルコンランクじゃないのか?」



「まあ、死なない程度には強いと思いますが」



「突然変異種が死んでるから、統率されたウルフ種が街を襲う可能性はないな。一応しばらく東の森を警戒させとくか。んで、コイツをどうする?」



「手持ちの金がなくなったらどこかで売りに出そうかな、と。ギルドで納品できますか?」



「出来なくはないが、あまりこういった経験はないからなあ。王都でオークションに出すことになるだろうが、輸送だのなんだので費用がかかるから手取りが減っちまうぞ。それなら王都の冒険者ギルドで直接納品したほうが金は手元に残る。もしくはお貴族様や大商人と直接取引するか」



「ま、後でいいか」



「こんだけのやつなら王家から声もかかるかもな、ははっ」



 ギルマスは乾いた笑いをこぼす。



 うーん、それはそれで面倒そうだ。

 金払いは良さそうだけども。

 とりあえずマジックバッグに戻してイーグルさんにでも相談してみようかなあ。



 僕が出したホワイトキングタイガーウルフを遠目から見ていたギルド職員がこのあとどこかに報告に行ったことを、僕は気がついていなかった。



 そして、また宿で夜中に襲われた。



◇◇◇◇◇◇


スキル:【リバース】【神眼】【剣神】【怪盗紳士】



 いつもお読みいただきありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ