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ラーメン大好き文乃さん

文乃はラーメン通...、では無いが、ラーメンは大好きだ。

一週間毎日ラーメンでも良い!

.....ってほどでも無いが、ラーメンがない世の中などつまらないと言うくらいには好きだ。

そんな、何でもない日のなんでもない昼食の話...。

私はラーメンが好きだ。


基本的にほとんどの種類のラーメンを、美味しく食べることができると思う。


もちろんお店によって当たり外れ、口に合わないっていうのはあるだろうけどね。

現状は種類によって、これは嫌いって言うのは無いと思う。


そんな中でも私は、広島県は尾道市にある、とんとんと言うお店の博多ラーメンが、おそらく一番好きなんだと思う。


福山市を中心に数店舗を展開しているお店で、旨み満載の豚骨スープに、シャキッと硬めの麺を泳がせた珠玉の一品で、連日来客が絶えない。


私の食べ方は、1杯目は直接の味を楽しみつつ、味わいを変えるために、コショウを麺に直接振りかけてコショウの香りを楽しみつつ食べる。

合わせてその過程では、紅生姜を麺で包んで食べる。

これがまた美味しい、すき家でも似たようなことをやっているのはご愛嬌か。


次いで替え玉2杯目では、辛子高菜を乗せて麺で包んで食べるのだがこれが凄まじく美味しい。

この為にここに通っていたと言っても過言ではないだろう。


ここの辛子高菜はご飯とも相性が良い。

昔は必ず頼んでいたのだが、この麺で巻く食べ方を始めてからご飯は頼まなくなってしまった。


もともと私はスープを汚したくないと言う程度の理由でこの食べ方をしていただけなのだが、いつしかそれがスタイルとなり、いつのまにか、とんとんのラーメン自体が好きになっていたのだった。


調子が良かったらさらに替え玉をすることもある。

締めにはすりゴマをたっぷり入れてスープ毎いただく♡

う〜ん、想像するだけで美味しい♪ごちそうさまー!


.....?

え?不健康?

そんなものは知らん。


美味しい物を食べれるうちは食べなきゃ。

スープを捨てないのも一つの食品ロス対策じゃなくって?


...とかなんとか言い訳を考えながら、どこで食事バランスを取るか、いつも思案していたものだ...。


....。


あー、たまらん。

食べたくなってきたーーー...。


...。


でも、今近くにお店が無いのよねー。

たまには行きたいなぁ。


...

....


と言うことですっかりとラーメン腹になってしまった所で、本日のお昼はラーメンを食べることにした。


今日のラーメンは、

サンポー・焼き豚ラーメン!

九州、少なくとも熊本では定番のシンプルなラーメン。

これ、お母さんが好きなんだよね。

だから家にいっぱいある。


ただこのままでは味気ないので、

焼き豚!(豚バラ肉のソテー)

辛子高菜(業務スーパー。唐辛子マシマシで油炒めにする)

メンマ!(業務スーパー)

紅生姜!(業務スーパー)

替え玉!(セブン)

すりゴマ!洋胡椒!

にんにく!(庭の我が子)

ネギ!(みじん切りにしたたっぷりの小ネギ)


ふふっ、これだけのチューニングパーツがあれば、お店のラーメンに対しても負けず劣らず(希望的観測含む文乃理論値)くらいいけるんでない?


と言うわけで、クッキング開始!


今回の場合は先にトッピングを用意しなきゃね。

メンマ=容器に入れるだけ。

紅生姜=容器に入れるだけ。

すりゴマ=容器に入れるだけ。

辛子高菜=胡麻油で炒めて唐辛子であえる。

にんにく=すりおろし

豚バラ肉=直に炒めてソテーに麺つゆでほんのり味付け。脂もラーメンに投入

細ネギ=細かく切る!

長ネギ=細かく切る!


...程なくしてトッピングメニューの準備完了だ。


それでわ♪


鍋に火をかける。

合わせて、ラーメンにお湯を入れる。

作業をするほどにお腹が空いてくる、早く食べたくてよだれマシマシで作業に打ち込む。


文乃「さあ、あと少しで完成よ、はあ、はあ...。」


お湯を注いで2分経過、さあ、時は満ちたり!

通常3分のところを2分で蓋を開け、麺をほぐして整え、トッピングする。


完成!少し早開けで麺カタめ風だ!

どうだ!美味しそう〜!!


文乃は誰に言うともなく自画自賛しながら、とりあえず撮影し、実食にうつる。


ズズッ、あつっ!

フー!、フー!、ズズー♪


チュルン♪


文乃「うん、普通!」


味はいたって普通。添え物のおかげで食べ応え自体は出ているが、舌に伝わる旨みは実にいつものカップ麺だ。

まあ、お腹が空いているので、いつもよりは美味しく感じるかもしれないくらい。


文乃「うん、うん♪実に普通のカップ麺。まぁ、今はこんなもんでしょ。想定内想定内。」


しかし文乃にはまだある、この普通を書き換えるかもしれない奥の手が!


ズズー!チュルン♪


文乃「うん、まあ普通に美味しかった。さあ、次よ!替え玉お願いしまーす!」

文乃「は〜い♪麺の硬さわぁ?かためで〜♪」


人に見られたら黒歴史になるであろう一人芝居で、文乃は台所へと向かう。

そして、沸騰している鍋にセブンの細麺を投入する!

近頃の生麺は侮れない性能を持っている。

文乃は最近この麺がお気に入りでよく利用していた。


さっと湯掻き、ザルで掬い取り水を切る!

自分のため、美味しい物を食べたいからこそ、妥協なくスピーディーに決める!


文乃「はい〜!替え玉カタです!お熱いうちにどうぞ〜♪」

文乃「はいどうも〜♪」


相変わらず一人芝居で文乃劇場を展開しているが、その動きは鋭く正確に器を捉え、丁寧に麺が投入される。


箸でさっとほぐし、麺を揃えて見た目を整える。

具材を載せ、見た目を完成させたらいざ実食!


ズズーーッ!ちゅるちゅるちゅるんっ♪


文乃「うん、やはりさっきとは違う食感♪プチ味変♪」


洋胡椒を麺にふりかけ胡椒の風味を直に味わい、かといえば紅生姜を麺に載せて巻き巻きし、口に運ぶ。

紅生姜のパリパリとした食感と辛酸っぱさが新たな麺の旨みを引き立てて食味を増す。

テーブル上の演者達と味の共演を奏でながら、文乃は替え玉を完食した。


しかし、文乃の目はまだ輝いている!

ガスの火は未だついたまま、ということは...!


文乃「次はファイナルステージ!ラスト替え玉に入るわ!カタメ!たのもー!」

文乃「あいよ〜、カタ入りまーす!」


もはや言うまでもないが、文乃は全力で文乃劇場を繰り広げながら最後の袋麺を手に取ると、鍋に投入!さっと湯掻き、お湯をきる!


文乃「はいおまたせ!締めは中太麺よ!」


額に汗を浮かべ、やり切った感で麺を移す。


と、ここで最後の味変を仕掛ける!

すりゴマを投入し、ラー油を少し垂らし、ニンニクを乗せる!


文乃「さあ、これでラーメンの締めのステージよ!覚悟していただくわよ〜♪」


ズズーッ!チュルチュルチュルチュル。

ズーッ!チュルン♪


文乃「うん、ニンニクの風味効いてる!すりゴマでコクも出たわね。ラー油は...、よくわかんないや♪」


文乃「麺が太くなってすりゴマ入ったから、スープの絡みは良さそうね、うん、もちもち食感も食べ応えありあり♪」


そうして味の演者達とのハーモニーを奏でながら、文乃はスープまで完食する。


全力で、一人で動いて一人芝居をして熱い物を食べる。

文乃は爽快に汗だくになっていた。


文乃「ふぃ〜、満腹満腹♪...んでわ、総評!」

お腹をさすりながら味を振り返る。


文乃「実に普通の味〜♪家庭だし、カップ麺だし、このくらいが限界かなぁ〜?でも、お腹いっぱい胸いっぱい。はあ、お腹限凸だわ、こりゃ...。」


結局、味は普通の域を出なかったが、愉快に楽しく食事はできたので、文乃の満足度は高かった。


文乃「よーし、畑行くか!!まだまだ採るに足らぬお野菜達よ、支配(おせわ)してやるぞ!」


......


...こうして、文乃の休日は、今日も平和に過ぎていった。

家庭で何処までやっても、普通の域を出ない。

あくまで代替品でしかないが、文乃はラーメンの楽しみの一つの形を楽しんだ...。

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