第9章の登場人物
-レッド
『南の都市』の裏を牛耳っている『総会』の会長。生まれつきの巨体と卓越した身体能力を持っている。国王の逝去後、乱世に備えて軍隊を養成してきた。『南の都市』を手に入れようとするホルト伯爵と対峙している。
-鼠の爺
鼠のような顔をしている素性不明の老人。一見みすぼらしい老いぼれに見えるが、実は全身に鋼のような筋肉がついている強者。レッドとアイリンの師匠で、乱世を打開する条件を揃えるために旅に出ている。
-アイリン
言葉は喋れないけど聡明な女の子。小さな嬉しいことにも幸せな顔をするが、レッドが傷つくと悲しむ。鼠の爺が旅に出て以来、シェラと一緒に過ごしている。
-ロベルト
貴族のように優雅な美中年だが、その素性は犯罪組織のボス。レッドの軍隊養成を手伝っている。
-シェラ
ロベルトの娘。レッドから格闘技を学んでいて、彼の生き方に興味を持っている。乱世に不安を感じながらも、レッドを信じようとしている。
-レイモン、ジョージ、カールトン、ゲッリト、エイブ、リック
『レッドの組織』の組織員たち。全員格闘場の選手だったが、レッドの指示に従って兵士となった。武器術や乗馬を習い、短時間で『レッドの親衛隊』に相応しい力を手に入れる。
-トム
誠実な小柄の少年。ロベルトの組織の下っ端だったが、レッドの要請で彼の副官になった。
-ビットリオ
犯罪組織のボス。最初は軍隊養成に反対したが、レッドによって説得された。
-オリン
『南の都市』の警備隊隊長。平時は無難な人物だが、気迫がなく危機に弱い。レッドの勝利を見てやっと彼に協力し始める。
-ホルト伯爵
『南の都市』の北西に位置する『カダク地方』の領主。乱世に備えて軍隊を養成してきた野心家。
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