第11章の登場人物
-レッド
『南の都市』の統治者。生まれつきの巨体と卓越した身体能力を持っている。国王の逝去後、乱世に乗じて自分の勢力を拡大させるために動いている。そして鼠の爺との対決を通じて、初めて覇王の道を宣言する。
-鼠の爺
鼠のような顔をしている素性不明の老人。一見みすぼらしい老いぼれに見えるが、実は全身に鋼のような筋肉がついている強者。レッドとアイリンの師匠であり恩人でもある。レッドの頼みで、アイリンを守ることを約束した。
-アイリン
言葉は喋れないけど聡明な女の子。知らぬうちにレッドの人生を変えた張本人だが、声を取り戻すためにレッドの傍から離れる。
-シェラ
犯罪組織ボスであるロベルトの娘。レッドから格闘技を学んでいて、彼の生き方に興味を持っている。
-レイモン、ジョージ、カールトン、ゲッリト、エイブ、リック
『レッドの組織』の組織員たち。全員格闘場の選手だったが、今は兵士。戦場では鬼のように強い『新鋭隊』だが、日常では純粋な青年たち。最近ゲッリトは失恋し、レイモンには恋人ができた。
-トム
誠実な小柄の少年。犯罪組織の下っ端だったが、今はレッドの副官。
-ヘレン
鼠の爺が連れてきた医者。暖かい雰囲気の美人で、本当の正体は『女神教の異端』の一員。レッドのことを予言の中の悪魔かもしれない思っている。アイリンの医学の先生でもあって、アイリンを治療するために『異端』の本拠地へ向かった。
-エミル
本好きで人間嫌いの没落貴族。偶然レッドに出会い、彼の参謀になった。忠誠心はないが、自分の知識を証明するためにレッドに全力で協力している。
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