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右手に盾をっ!左手にも盾をっ!?  作者: 枝豆
狼への対策

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おいらの役割ッス

今回はスリーク視点です。

 どもっ、スリークッス。軍狼頭(アーミーウルフヘッド)との戦いに、自分もパーティーに追加してほしいとエージュさん達のパーティーにお願いしたおいらッスけど、果たしてどうなるやらッス。


「俺たちのパーティーに入りたいって?」


 おいらの話を聞いて疑問に思うことがあるのか、首を捻っているエージュさん。ここはしっかり自分をアピールする場ッスね。


「そうッス。さっきのパーティー構成の話で行くとディフェンダーが足りてないって話だったッスよね?」


「まぁねぇ、足りないと言ってもディフェンダー、サポーター、ヒーラーすべて足りないのよねぇ」


「けどよ、ヒーラーやサポーターを増やしたところで、守ってやれねえんじゃ意味がないから、先ずはディフェンダー何じゃねぇの?」


 リカさんとバタさんの会話ッス。これはおいらには追い風ッスよ。


「そうッスよ。ヒーラーやサポーターは守りに難があるッスから、今のエージュさん達のパーティー構成に入れてもすぐにやられちゃうッス」


「けど、このSCOって職業(ジョブ)がある訳じゃないから、騎士みたいないかにもディフェンダーですみたいなことって無いですよね?」


「そうだなぁ、ステータスの延びで見れば、ウルのねぇちゃんみたいな角人族(ホーマン)が向いてるんだろうけどなぁ」


「そうね、けどスリークって人間族(ヒューマン)よね?」


「そうッス。自分は人間族(ヒューマン)ッス。けど人間族(ヒューマン)は自由にSTpを分けれるんで、それとミックスキルでどんなこともできるのがこのSCOのいいところッス」


「そうは言っても、俺達はスリークのスキルやステータスの振り方を知らないからな。即決はできないぞ?」


 エージュさんの言ってることもたしかッス。ここは情報のだしどころッスね。


「わかったッス。おいらの所持してるスキルを公開するッス。それを加味して考慮してほしいッス」


「おい、いいのか?」


 このSCOに置いてスキルは自分を構成する主要素ッス。これを公開するのは信頼できる相手じゃないと無理ッス。なので、ここで信頼を勝ち取るッスよ。


「信用、信頼のための対価ッス。おいらのスキルを聞いて価値があるか判断してほしいッス」


「けどな、スキルはこのSCOの根幹だろ?」


「まぁ聞くだけ聞いて判断すればいいんじゃねぇの?スリークもリスクとリターンを天秤に掛けて、ここは伝えるべき場所だって思ったんだろうしなぁ」


「あたしは賛成よ?スリークのスキルを知っても、あたし達に損はないしね。けど、聞いたからパーティーに入れなくちゃ何て考えるならやめた方がいいわよ?言い方はあれだけど、使えない人を抱えられないからね」


 リカさんとバタさんはしっかりしてるッス。年の功って奴ッスかね。


「わかった、それじゃスリークのスキルを聞かせてくれるか?」


「がってんッス。おいらのミックスキルは『格闘』と、『瞑想』等を合わせた『闘気術』ッス。MPを使って相手の攻撃を受け流したり、自分自身の回復をしたり、一時的に能力を上げたりと自己強化を中心にした近接戦闘系スキルになるッス」


「自己回復ですか、だからスタミナがあるということですね?それに受け流しで盾役にも向いていると」


「その通りッスウルさん。もうひとつは『隠密』『アピール』なんかから作った、『視認変換(トリックアピール)』ッス。このスキルは、自分に対する相手の視線を他に向けて認識させづらくしたり、逆に他人に対する視線を自分に集めたりすることもできるッス」


「『視認変換(トリックアピール)』で的になって『闘気術』で受け流しと回復で持ちこたえる、確かに回避盾だな」


 おいらの2つのミックスキルを公開して回避盾としてのアピールするッス。『視認変換(トリックアピール)』は諜報活動とかにも使ったり、単独行動時はエンカウント率を減らしたりと色々な場面で役に立ってるッス。


「この2つがおいらのミッスキルッス。後は『回避』のスキルや『AGLup(小)』とかを付けてるッス」


「なんか忍者みたいだな。そのうち壁や天井に張り付いてたりしないだろうな」


「それは蚊の待機場所のような気がします。忍者なら天井裏や池の中では?」


「エージュはスリークのことを蚊みたいな奴だと言いたいのね」


「ひっひどいッス」


「そっそんなんじゃないぞ。ほっ本当だぞスリーク」


「まぁまぁ………でどうなんだよ?エージュスリークをパーティーに入れるのか?俺はいいと思うぞ?」


 漫才を1回挟んでおいらのプレゼンの結果発表ッス。さて、どうなるッスかね?


「そっそうだな、俺も入れてもいいと思ってる盾役が増えるのは純粋な強化だしな。他の二人は?」


「あたしは守って貰う側だから文句もないわ」


「私もいいと思います。スリークさんに注目が行ってる間に私がプチっとしちゃえばいいんですよね?」


 なんかウルさんから暗いオーラが出ていたよう


「な・に・か?」


 ………きっ気のせいッスね。


「と言うことで、パーティーに入ってくれるか?」


「こっちからお願いしたことッスから、もちろんッス」


「んじゃ、今度は俺たちの報告だな」


 無事おいらはパーティーに入れたッス。そして次はバタさん達のお話みたいッス。

作品をご覧いただきありがとうございます。

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