いちごミルクココア
ゆっくり更新していきますが
作者が作文苦手なので常に難産しております。
平にご容赦ください。
「さて、ハナトゥー森林に来たはいいけどっと」
俺は森に入って出てきた一匹の蛇を盾で殴り付けながら考える。
「次にスキルクリエイトできるのが、Lv10だからそこまでは上げておかないとなぁ。けど次何を組み合わせるか悩むんだよなぁ」
候補として上がるのは、【格闘】【回避】【カウンター】辺りだろうか?
「ワンちゃん【鉄壁】もありか?」
ブツブツと独り言を言いながら森の蛇を倒していく。【ADミラー】のお陰でATKが多いに上がっているので苦戦することもない。
「奥に行かなきゃコウモリも出ないし、当分はここら辺を行ったり来たりだな」
因みに軍狼頭前に倒した魔物の経験値でLvは7まで上がっている。
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名前:エージュ
種族:獣人族
ランク:F
Lv:7
HP:350
MP:150
ATK:20(+15)【+63】
DEF:30(+66)
INT:15
MND:15
AGL:85(+3)
スキル:【 】【鉄壁】【カウンター】【格闘】【回避】
ミックスキル:【双盾】【両手剣】
常駐スキル:【DAミラー】【ソナー】
称号:【ミラードの祝福】【専属冒険者】
残りSTp:10
装備:【空立腹の双盾(空腹の盾・立腹の盾)】【インナースーツ】【レザーアーマー】
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残っているSTpはDEFに振るのがまるいが体力も少し伸ばしたいところではあるので悩ましい。
「空いているスキル枠はとりあえず埋めたし、使いながらLv上げして、Lv10にしますか。先ずはそこからだな」
と、いう事で俺は、ハナトゥー森林の入口付近とハナディウムの町を行き来する日々を送った。
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「なぁなぁ真守、俺様へのジュースの献上はまだなのかなぁ?」
学校での昼休みに剣児のやつが俺の机に来て、何か言い始めやがった。
「あぁ?・・・あぁ、そう言えばそんな約束してたな」
「そうだよ。お前より"先に"バンドウ森林を抜けた俺様にジュースを奢る権利をあげているのだよ?早くしないかね?」
"先に"の部分だけやたらと強調しながら、今日もお馬鹿丸出しでジュースの催促をしてくる我が悪友である。
「うるさいなぁ、わかったよ。因みにハナトゥー森林だからな?」
「あれ?そうだっけ?まぁいいのいいの」
「ほら、売店行くぞ?いつものでいいよな?」
「おう、いいぞよ、いいぞよ、我はいちごミルクココアが好物でおじゃる」
我が悪友はミルクココアに入れる牛乳を、いちごミルク(練乳いちご)にした激甘ドリンクをご所望のようだ。お値段1パック100円である。
「あの甘い×甘いの飲み物の何処がいいんだよ?」
「あの甘さがいいんじゃねえか。わかってないねぇ」
「わかりたくもないがな」
俺は悪友の激甘ドリンクと自分のお茶を買って近くのベンチに座る。
渡された激甘ドリンクを嬉しそうに受け取りながら剣児が聞いてくる。
「そう言えばお前まだ、はなたれ森林クリアできないの?ボスのゴーレムなんてお前からしたら雑魚だろ?」
「それがボスが変わっちまってな。そいつが強くってな、やられちまったんだよ。しかも称号でボス固定と来たもんだ」
それを聞いた剣児が身を乗り出しながら聞いてくる。
「えっ?ボスがか?なんでそんな情報・・・そう言えば掲示板で言ってたやつが居たけど、あれマジだったのか?出現条件は?」
「多分だがボア肉の量だと思うぞ?称号に取得率アップとかあったから」
「そうかぁ、だからまだ抜けらんないのか。けど勝負は勝負だからな、ご馳走さん」
「あぁまぁしゃぁなしだな」
「それで?次は勝てそうなのか?」
「今のままじゃダメだな、強くならんとな、だから今はレベル上げ中だ」
両手を顔の横で広げて首を振る俺に、剣児が一本指を立てて提案してくる。
「情報屋に情報を聞くのはどうだ?もし、情報がなくても、お前の持ってるボスの情報を売れば金にもなるしな」
「情報屋?そんなやつまでいるのか?」
「情報屋に薬屋、陶芸家とか石積みアーティストとか、作曲家とか色々いるぞ?それこそミックスキルは無限大だからな」
「まじで?何だよ石積みアーティストって?」
「河原とかの石を絶妙なバランスで積んで作品を作る人らしいぞ?見たことないからよく知らんけど」
「へぇ、一度見てみたいな。っとそんなことより情報屋だったか?」
特殊な人は置いといて、話に出ていた情報屋のことを聞いてみる。
「あぁ、今はまだクランとかギルドみたいなプレイヤーの団体って作れないから、あくまでそれぞれが名乗ってるだけだけど」
と前置きをしながら剣児は続ける。
「一番有名なのは、多分『合成図書館』かな、後は魔物動物園なんかもボスの情報とかなら知ってるかもな」
「色々あるんだな、少し情報屋ってのも探してみるか」
何かあの軍狼頭についての情報が得られるなら情報屋に頼ってみるのもありだろう。
「おう、そうしてみろよ。けど変なのや胡散臭いのも居るから気を付けろよ?」
「あぁ、そうするよ。ありがとな剣児」
「こっちこそ、ジュースごっそさん」
そんな話をしながら俺達は学生として午後の授業に向かうのだった。
いちごミルクココア
実際にあったら売れるのだろうか?




