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右手に盾をっ!左手にも盾をっ!?  作者: 枝豆
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2つのプラン

ブックマーク3,000件突破

応援してくださる皆様ありがとうございます。


感想やレビューもよろしければお願いします。

「私からエージュさんに提案するプランは2つです」


 そう言ってウルさんは指を2つ立ててピースサインをする。


「1つ目は【革の骨盾(ボーンシールド)】をもとに、ハン・アングリーラビットの素材を使って強化を施す方法です。この方法だと能力が上昇することを保証します」


 そう言い終えて1つ指を折る。1つ目は強化案か、要は【革の骨盾(ボーンシールド)改】を作ろうって訳だな。


「そして、2つ目はハン・アングリーラビットの素材とハナディウムラビットの素材を使って新しい盾を作る方法です。この方法ですとどんな能力のものができるかは解りません。できてからのお楽しみとなります。少なくとも【革の骨盾(ボーンシールド)】よりは良いものができるとは思いますが……」


 2つ目は盾の新規作製だな。どんなものになるかわからないけど、その分夢があるように思う。さてどうしたものか。


「私としては職人として挑戦もしたいので、2つ目の案をお勧めしたいところですが、決めるのはエージュさんですので」


 ウルさんは2つ目の案がお勧めか、俺としても安定性よりも夢を求めてみたい。決まりだな。


「俺としても、新しい盾に夢を見てみたいです。【革の骨盾(ボーンシールド)】を作ったウルさんの腕も信じられますし、2つ目の案でお願いします」


 俺は、ウルさんに答えを出す。


「はっはいっ、必ず良い盾に仕上げて見せます」


 俺が2つ目の案に決めて鍛治師として興奮したのか、顔を少し赤くしながら答えてくれる。


『プレイヤー、ウル・メイクに対してプレイヤークエストを発行しますか?』


 【革の骨盾(ボーンシールド)】の時と同じようにプレイヤークエストの発行がアナウンスされ、クエスト内容が出てくる。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〔プレイヤークエスト〕


ハナディウムラビットの素材と、ハン・アングリーラビットの素材を使用し、盾を作製する。


プレイヤー〔エージュ〕

内容:[ウサギの骨]×8

[ウサギの革]×5

[空・立腹兎の大皮]

[空・立腹兎の大骨]の納品


報酬:【???】※ウル・メイクの作製したものにより報酬が変化します。


プレイヤー〔ウル・メイク〕

内容:盾の作製


報酬:???j※作製した盾の能力により報酬が変化します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 内容を確認して、俺もウルさんもイエスを選択する。


「はい、これでOKですね。では素材の納品をお願いします」


「わかりました。これです、お願いします」


 俺はウルさんに納品要求されている素材を渡す。


「確かに受けとりました。作製には少しお時間をいただきます」


「わかりました。どれくらいになりそうですか?」


「明日までには仕上げるつもりでいますが、早まったり、遅くなったりすることもあるので、フレンド登録していただいても良いですか?出来上がり次第連絡させていただきます」


 そう言って、ウルさんは俺にフレンド登録の要請をしてくる。こんな可愛い人とフレンドになって良いんだろうか?もしかして全て夢だったのではないかとも思うが、これは現実だ(※ゲームです。)少し手が震えていた気もするが、イエスを選択する。


「ありがとうございます。それでは製作に入らせていただきますね?完成したら連絡します」


 ペコリとお辞儀をして奥に去っていくウルさん。その足取りは軽く、やる気が満ち溢れていた。

プレイヤークエストの書き方を変更させていただきました。


それに合わせて前回のプレイヤークエストの内容も変更させていただきます。

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