表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/9

俺が婿でいいんですか?

俺は今までにないくらいの大声を出した。

「ちょっと待ってくれ、状況が理解できない……え?それってつまり俺がこいつと結婚するってことか?会って一日もたっていないのに?」

「だからそうと言っているでしょう。」

ヴィリアーヌが答える。

俺は驚きが隠せなかった。なぜいきなり犯罪者からお婿さんに格上げされたんだろう。俺がすっとんきょうな顔していると、ヴィリアーヌが当然

「あーー!!もうやだ!!アリエア!やっぱり私、こんな奴と結婚したくないわ!」

と発狂気味に言った。わーおびっくり、もの凄い手のひら返しだ。しかもさっきまで使っていた敬語も台無しだ。一方ヴィリアーヌの発言に対してメイドさんことアリエアは、優しくこう言った。

「お嬢様…この方は私が入室してからずっと胸をじろじろ見てくるような方ですが、お嬢様もご存じのようにヒューアの強さは折り紙付きですし今後このように炎属性のヒューアに長けている男性が現れる機会もそうないでしょう。」

ん?なんで俺のヒューアが話に出てくるんだ?あとぜ、ぜんぜん見てねーし…

「分かっているわ!それを承知の上で言っているのよ!お父様には申し訳ないけど…」

ヴィリアーヌが食い気味に言う。それを聞いたアリエアはとんでもない提案をした。

「お嬢様の熱意伝わりました…それではお嬢様、この方を今殺し、何者かに暗殺されたという事にして、お父様に報告するのはどうでしょうか?幸いなことにお嬢様との決闘でかなり疲労しているようですし、殺すのは簡単かと。」

「それだわ!」

それだわ!じゃねよ。

え?なんでいきなり結婚話から、俺を殺す話になってんの?あいつ、結婚話のときよりも生き生き話てるし。でも結婚って人生の墓場って言うし、どっちにしろ死ぬのか、やだな…



なんとか二週連続更新できました!内容は少ないです。申し訳ない…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ