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中学校時代3

父親が、私の学力が低いのを心配してか、

弟に期待してかわからないけれど、

高価な教材を購入してしまったことがあった。

私は情けないような悔しいような嬉しいような、複雑な気持ちになった。

一番思ったのは、勉強なんて好きじゃないのに、学校の授業すらろくに聞いてないのに。

なんでこんな高価な物を勝手に買うのだ。

という憤りだった。

単にプレッシャーだった。


この頃から、勉強にお金をかけたくない、と思うようになったが、私は学習能力がないので、公立高校へ行った後、よりにもよって私立大学へ行くのだった。

あの頃の自分をぶん殴りたい。


父親の親心を知って、

私は少しずつ、勉強時間をもつようになった。


授業中には、聞くふりの姿勢をとるようになった。

まだ、人の話を聞くことを苦手としていたから、先生が期待をして私を指名しても、

答えられるはずもなく。

先生をがっかりさせて泣かすこともあった。

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