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中学校時代2

部活で、ある女子が私に

「ゴミを捨ててこい」とゴミを投げつけてきたり、

「うんとかすんとか言えよ、生ゴミ、

あ、粗大ゴミか(笑)」

と言われたり、

「今日一日いたの?気づかなかったわ(笑)」

と、クラスのある女子に笑顔で言われたり、

帰途、「どっかいけよ、ブス!」と、クラス一の美人に蔑まれたり、

ひどい言葉の暴力を受けてきたが、

私はどこまでも生意気だった。

どこか、強がっていたのだ。


それがまた生意気にうつって、

相手をイラつかせていたのだろう。


だけど私は、一切言い返したりはしなかった。

そういったいじめをする人間を軽蔑していたから、言葉を交わすことすら、拒絶していた。

「優しいね」とよく言われてきたけれど、

本当に優しいわけではなかった。

ただただ、ストレスの溜まる、人間だらけの箱の中から早く出たかった。

何もかも、中立で、何もかも、適当にあしらっていた。本音など一切口にしなかった。


この頃の私は、漠然と授業中に自殺企画をしていた。暗かった。結局は、鬱だった。

思いつめていたし、異様なマイナスオーラがあり、とっつきづらかったと思う。

実際、周りの殲滅を望んでいたし、

自分が死んだら、皆どう思うか考えていた。

泣くかな、笑うかな、


救いようがなかった。鬱屈していた。

涙なんて、流さなかった。

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