Are You Happy?or … How do you feel now? No.01
この世界に魔法はない。
異世界なら当然、と思える代表格である神もいない。
「死は救済」などではない。
真に正しく、この世界に救いなどと云うものは存在しない。
※物語性とかカスなので。生暖かい目で見てください。
この世界は、画面の向こうの貴方が暮らす世界とは違う世界であることを重々承知していただきたい。
確かに科学は存在し、魔法なんてものはファンタジーだ、なんて言っているが、その魔法すら再現できないこともないくらい技術が発展しているのだ。
これは、画面の向こうの貴方が暮らす世界よりもはるかに未来の話である。
前提として、21世紀の半世紀が過ぎる頃までは貴方の知るそれと同じ歴史を辿ったと言っておこう。
二千……何年か、人類は『炎』を得た。
※『炎』については他で詳しく記述
『炎』とは、極々簡単に言うならば無限の可能性を秘めた万能エネルギーなのだ。
当然、発見した当初は慎重な姿勢をとっていた。厳重な警備の下で保管され、実験・研究を続け……。
結論から話すと、何もわからなかった。ただ、人体に害を為さないどころか、寧ろ有益な影響ばかりもたらすことだけがわかった。
さあ!ここから沢山イベントがあったのでダイジェストでさっと話すぜ!
(別に説明が面倒だから、なんて理由じゃないんだぜ!)
まず。『炎』は何でもかんでも燃料にしてエネルギーを放出する。
それに目をつけた科学者が、まぁ、なんやかんや色々試行錯誤。
その後、火力・原子力発電は完全に停止した。
『炎』で国内全ての電力を賄えるようになったからだ。
勿論、発見された当初は政府が秘匿し、秘密裏に検証を行なっていた。その期間、実に十数年である。
しかし、全く害を及ぼさないため、公表。その後、程なくして長年頭を悩ませていた電力問題が解決した。
すると?多くの人々は考える。『炎』は発電以外にも利用できるのではないか、と。
それで、ある科学者が人体に移植するという賭けに出た。
『炎』が人体に与える影響を知りたかったらしい。
移植された人の体調に変化は無く、賭けは外れたかと思っていると。『炎』は生物の体内にある時のみ、宿主の意思に反応してアクションを起こすことが判明した。
ここからはそのアクションについて説明しよう。
まず。『炎』を移植したことで、意思に反応したアクションを起こす。
例)あー、今日寒いなー。羽毛布団にくるまりたい。
↑
とかなんとか考えていると、体表に羽毛が出現する。体から羽毛が生えてくるのだ。
他にも、腕の皮膚の一部分だけを硬質化(鱗のように変化)させたり、単純に病気に罹り辛くなったり。
ホラ、健康面って生きる上で一番大事じゃん?
実際、『炎』を移植された人間は明らかに流行病にもかかり辛く、ワクチンを打たなくても体内で抗体を作成する……といった反応が見られた。
だから、国はワクチン接種を『炎』の移植に置き換えたのだ。
(なお、移植された『炎』は宿主の感情に反応し、自己増殖をする。それによって増加した『炎』が人体に及ぼす悪影響は現時点で確認されていない。
また、一度移植した『炎』が、以降それより総量が減少することはない。)
ワクチンを『炎』に置き換えることには、様々なメリットがある。
まず、『炎』は人の体内で自己増殖をするが、増え過ぎると全ての『炎』が十全に活動できなくなる。
活動できなくなった一部の『炎』は体内に「蓄積」する。いわゆる非活性の状態だ。
そして、一度「蓄積」の状態に変化した『炎』は、体外から新たに摂取した、活性化している『炎』と接触することで再活性する。
そして『炎』は、活性状態と「蓄積」状態のそれぞれが遺伝する。
そして、生まれたばかりの赤子には「蓄積」状態の『炎』があるため、ワクチンのように接種することで再活性。
子の方が親よりも多くの『炎』を持つことになるのだ。
長くなったが。先程(大分前に)挙げた例などは、世代を重ねることで、体内の『炎』保有量が多くなったためにできた芸当である。
ちなみに。一歩間違えずとも人体実験であったため、のちにその科学者は処罰を受けたそう。
(やっぱ無断でやるからダメなんだよね。うん。)
誤字・脱字、感想等々。
ください(乞食)。




