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四、汝の名前は?

  顔に血痕を拭して、二人は牢舎から抜け出した。遠からず篝火かがりびは営所をぼんやりとして、ロッリーアは周囲的状況をコソコソに見入る。

  兵士たちはずっと三五です。でもあの中の人々もう寝ていた。ただ少し見回り警備と正門で立る哨兵はまだ寝てない、多分別の仕事がありません。

  チャンスだ。

  この二人は何事もなかったようが、大手を振って正門の方へ平和な歩きている。だがこんな状況に初めて遭遇したロッリーアは体震えるを止まらない。兵士たちがぼろを発見されないために、彼女は必死に自分の恐怖を抑える。

  もし敵方が発見されたら、自分はすぐ投降する。ロッリーアはそう思った。

  でも残念。見回り衛兵でも正門で立る哨兵でも、皆全部問題が見えなかった。

  彼女たちは馬を引っぱし、営所から抜け出した、その後すぐに馬を乗って、北方へ大駆けする。十五分ぐらい後、追手兵士が発見されない彼女たちはどんどん落ち着いた。二人は馬を降りた、そして道の側で休んた。

  「リタとファオンは?」

  自分が離れ時の後、彼たちは何を経歴した、ロッリーアは全く知らない。自分に助けて行動も援軍到着の後で始め、然しネロが順序を従れない。

  「上日耳曼尼亜ゲルマニア・スペリオルへルフスに探し、援軍を呼べて」ネロは答える「さぁぁ、どうやって次は?」

  「えぇぇ?私が決めてですか?」

  ネロは「うむ」

  「……で、ルフスはどんな人?頼りですか?」

  誰も知ってないですから、ロッリーアは全く信頼する勇気がない。

  「五年前、彼は執政官コンスルを務めた。その後はずっと上日耳曼尼亜ゲルマニア・スペリオルで軍務的責任を持つ」ネロはちょっと考える「三年前、ピソ事件にあったの時、彼も元老院との関係じゃない」

  「でも、あれは三年前のことでしょう。同じ程度な忠誠は今も持って、陛下が確定しますか?」

  ネロも知らず。

  でも少しだけ、彼女は話す「余は信じてる」

  「理由は?」

  「ありないけど、信じている」ネロが随分に理の当然「彼に信じてなければ、反乱鎮圧を命令することも無理でしょう」

  それも違いない……

  「じゃ、私たちも上日耳曼尼亜ゲルマニア・スペリオルへ行きましょう」ロッリーアは決めた。

  「ルフスに会う?」

  「はい」ロッリーアは首を縦に振る「こんなの決定付けるは二つ理由がある。第一、君は彼を信用できる、ならば私たちが嘗試しみよう。成功らな安全だった。第二、リタとファオンがいない、私たちはただ二人がある。行き方を隠避することはもう簡単ですが、陛下を逃げた事実が発見されたら、叛軍はきっと貴方を捜す。これは間違いありませんのことです。この状況で、自分を守りでも帝都へ帰りでも、軍隊の護るがなければなりませんと思います。」

  「でも、失敗ならば?」

  「一番悪い結果はただ元老院で処刑、首斬るもかもしれません」

  ロッリーアは結構平和です。

  「ソナタはどうしてこんな平和だよ!」

  「だって、先は今一に死にました」

  ロッリーアは自分の正体を話し決めた。

  現在が一番良いチャンスかも知れません。

  「安心しなさいよロッリーア、余はソナタが必死に護れ」

  ネロは自信満々に、自分の胸を張る。

  「じゃ、まず一つ事があなたに話せよ」

  「うむ?」ネロは好奇心がある「何のことですか?」

  「私に対して、どんな気持ち?本気が知りたい」

  「本気か……何か言えないな……」

  「まぁぁ、言えたいことは何でも言う」

  「うむ……ロッリーアはすっごく素敵と成熟、矢張り神々から余を助けてミス・ライトではないか」

  「……えっ?そうですか」

  「当たり前でしょう」

  「でも……私が……」

  「うむ?」

  「私実は……男だ」

  

  「私実は……男だ」

  静まり返る。

  強い夜風は木の枝葉を戦ぎ戦ぎした、夏蝉が頑張り鳴きした。然しこの二人は声が何も聞こえません。

  まるで、感づくない死人の様な。

  ロッリーアは待っている。

  まもなく到着する荒れ狂う風雨を待っている。

  いいえ。

  それより悪い状況かも知れません。

  直接に死ぬことも可能性がある。

  「……っえ?」ネロは両目を大きくみはる「えぇぇぇぇ!」

  来た来た来た!

  「本当なの?」ネロはロッリーアの手を握る。

  ロッリーアは状況を理解できない。

  誰か私は?

  ここは何処?

  何かあった?

  予想中の強く風雨が?

  なぜネロはまったく怒っていません?

  その逆、嬉しいすげー。

  いいや。

  何処かに問題がある、絶対に。

  「でも……」ネロは左見右見する「胸ありないですが、ソナタの顔も声も五官も男の子にていない、そうして喉仏と髭もなし……」

  それは多分薬物の作用ですが……

  ロッリーアはそう思う。

  「本当に男の子?」ネロは信じらないと見る。

  「ちょっと見せてくれる?」

  ロッリーアはこの態度でネロに困難であると知ってしりごみしりたい。然し彼女は直接に「いいよ」と答えた。

  全然思いなかったな。

  うん……

  これはネロが持って問題か。それども全ローマ人通有的問題ですか。

  ふざけるな!

  ネロが同意したとしても、ロッリーアも彼女を見せてくれず。二十一世紀でいれば、絶対にセクハラ罪名成立だ、この行為が。

  「……いやいや」ロッリーアは三舎を避ける。

  「ロッリーアが余の啓明星ブィーナスであるね。神たちがロッリーアをくれた体は素敵なのに、なぜ余の見せてじゃ怖い?」

  「えっと……だって……」ロッリーアはいっぱいに詰まるさま「東方人ですから。私たちの俗習中で、体は外人の前で展示することは駄目ですの」

  「まるでアウグストゥスの思想よりも立ち後れているな、うむ」

  ネロは強迫したくない。でも彼女はすぐに一つ問題が考えた「でもさぁぁ、なぜソナタは『ロッリーア』で呼ぶ?」

  「……なんどか、思わず口に出るかな」

  そうして思わず口に出る名前が女性の形式である……

  変だな。

  然しネロの反応もおかしい。一般人的普通な反応が好奇じゃなく、怒りでしょうよね。

  ロッリーアは理解できない。この前に自分を女の子と見なしていたら、彼女は可愛い女の子のみが好きと思いていた……

  まさか、ネロはこの問題を気にしない?

  だから、不人望の特別な存在の私、どこでネロに気にしているよ……

  「ねぇぇ、教えてよ~」

  ロッリーアの腕を揺れてべたつくする。

  彼女は自分に甘えて女の子を断りできない。最後は本名がネロを教えた。

  ロッリーアの本名は普通だ。名簿に入れば、ますぐになくなった。

  でも漢語が聞こえなかったネロにとして……

  「好きですよ、名前は」ネロはそう言った「発音は聞き良い、余は心の中で記す」

  「聞き良い」で……

  何か恥ずかしいな……

  ロッリーアの顔はトマトになった。でも今が夜ですが、ネロは発見されない。

  弱気的少女は彼女の注意をそらしたい。何を話し分からないですが、提案すると:

  「矢張り歩きながら話す方がいいか、私たちは」

  

  

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