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二、僕は……何処?

  少女は信じらない。

  ネロ・クラウディウス?

  ローマ帝国!

  一体……僕は……

  「今はただ、『全ローマの敵』であだけと……」

  彼女の顔はちょっと寂しいと見える。

  「え?」少女は理解できません「『全ローマの敵』?」

  「うむ……」

  悲しいですのネロはもう一度少女の懐中に食いつきした。

  少女が慣れない。でもあからさまな拒絶は失礼のことでしょう。で、立ち位置も動作もずっと変わらず。

  「今の状況は……ちょっと教えともらう宜しいですか?」

  少し沈黙の後、少女はこの気まずいの局面を打破したい。しかし人に慰めの方法は知らない、そして多分野暮な問題一つを質問しました。

  ネロは黙って。

  「私が説明しよう、陛下(ご主人様)

  リタは真っ直ぐ提案する。

  「うん……」

  ネロは答えた。


  4月7日、盧格杜高盧ガリア・ルグドゥネンシスの総督ガイウス(Gaius)ユリウス(Julius)ウィンデクス(Vindex)は叛乱起きた。理由は「苛斂誅求カレンチュウキュウ高盧ガリアの人民を圧迫して、叛乱なければならない」

  その以外も「ベターだな皇帝人選に探し、暴君ネロの統治を取って代わる」と言う。

  叛乱を知る後、ネロは上日耳曼尼亜ゲルマニア・スペリオル総督ルキウス(Lucius)ウェルギニウス(Verginius)ルフス(Rufus)が命令し、叛乱に鎮圧する。

  ネロにとって、今の時あえて叛乱したウィンデクスは、多分ピソ(※1)の様な小丑跳梁でしょう。

  しかし時間どんどん流れた、前線からの戦報はいつまでも返信なし。派遣された文使いも戻ってこなかった。まるで泥牛が海に入ったように、声も文書も全部なし。

  それだけじゃない、西斯班尼亜(ヒスパニア)塔拉科尼西斯タラコネンシスの総督セルウィウス(Servius)スルピキウス(Sulpicius)ガルバ(Galba)も混ぜ返す。

  4月21日、もう71歳このジジイはネロが密令した自分を死刑にすると言えた。そして軍団一つ、騎兵大隊二つ、歩兵大隊三つに支配すると、叛乱をした。

  確かに、ネロはそなの命令を発表した。だがあれは証拠確かめの必然結果ーー彼女に抜擢した禁衛軍(プラエトーリアーニー)指揮官ガイウス(Gaius)オフォニウス(Ofonius)ティゲッリヌス(Tigellinus)が裏切れた。

  ウィンデクスに協力し、ネロの統治を覆すれば、元老院は彼が新しい皇帝として支持する。ティグッリヌスはガルバにそう表明した。

  だがこの文使いは本当に不注意だ奴。帝都を離れる時、彼の正体はリタを発見した。

  で、残酷な暴力拷問を利用された、彼奴は全部供述なければならない。

  第一番信頼の人、ティグッリヌスが自分に裏切れた。ネロは全く信じられなかった。

  この七丘の城の中で、一体誰か信用できる?

  彼女のココロは動揺していた。

  恐いですの皇帝陛下は帝都から逃げた。

  ネロのそばで残りただ4人ですーーリタ、ファオン、アパフロ(Epaphro)ディトス(ditus)、そしてネオフュトゥス(Neophytus)。彼らは帝都から付き従う、また6RM(※2)行ってない、四方八方の敵が包囲された。

  ファオンは自分の荘園に一時な隠れを提案する。だがここで帝都からとても近い、偏僻もではない。敵に発見されるのも時間の問題……でしょう。

  

  ……で、敵はいつでも現れます、か?

  まして登場したの時で、自分にSFXはなおさらがある。周囲数十キロ以内の人々は緑内障や白内障などの病気に罹患しなければ、こんなに明い大きな光を見えないが不可能でしょう。

  事柄の経緯を全部聞いた、少女はネロと自分の運命ために心配する。この時代に来るの原因まだ分からないですけど、何もしなければ絶対ダメでしょう。

  いまの自分はネロのそばで。もし叛軍に逮捕されば、きっと彼女の仲間をと認める。運が悪いなら、死刑もかも知れない。

  でもネロに顧みなければ、自分もできない。

  「でもいま、余は絶対にびくつくない!」ネロの顔は上げた「だって、運命のソナタはもう、余のそばにいたよ!」

  「……えっ?」

  少女は驚いた。

  私は?

  彼女の運命の人?

  「これがデルポイの西比拉からの神託だ、絶対に間違いない!」

  ネロは満頭霧水まんとうむすいな少女を抱く。

  「デルポイの西比拉」一体どういう意味、少女は全然理解できない。神様への信仰ありませんですが、しかしはっきりな表示をしない「……そうですか」

  「うむ」

  ネロはうなずいた。

  少女がまじめに考える。

  多分自分が手放し有りうべからざるだろう、ネロさんは。

  ならば……多分……ここに滞在し、敵に持て扱うの方法を考えるだろう。

  しかし……

  僕はただ武力なし、普通な一般人ですが……

  っじゃなくで。

  「不人望の特別な存在」と呼んだほうが良いでしょう。

  少女は大変卑下している。

  開心見誠かいしんけんせいが宜しですか?

  でもそうすれば、彼女は自分を嫌いんですか?

  全然分からないな……

  でもこの頃、ネロはうんとに自分を抱える。手放すれば、少女は離れた、そう見る目な。

  少女はココロ中の世界から出て来る。

  「離れないでください、お願い!」

  ネロはもう少し泣ったようだ。

  「安心して。私、離れないよ。」

  実は彼女を守られない、と話したい。でもいまネロの顔を見てる時、少女は全然話せられない。

  「口是心非こうししんひ」は自分のことでしょうね……

  「良かった!」

  少女の懐中でネロは、安心な表情にじみ出る。

  原因は分からない、しかし今のネロは可愛い小動物の一つ似ている。

  猫。

  でも嫌いじゃない。

  もしかして、これは皇帝陛下のギャップ萌え?

  

  「陛下、誰か来た」

  いつも敵の邪魔はこんなに精確だ。すっごく不愉快な感じと思う。彼らの出番時間は厳密な計算、と疑う人もいる。

  たとえファオンは警告しなくても、ネロと少女も外部の馬蹄声を聞こえるに違いない。

  それにしても、この動静……敵の人数は絶対に少しではない。

  「ど、どうしよう?」

  少女に質問する。ネロは期待です。

  「ずいぶん速いな……」

  少女は大息した。

  でも、彼女の頭も速いな作動している。

  「まもなく、入りますよ!」

  リタとファオンがじれじれな。

  「お前たち、速く出る。そして彼らに難渋する。できれば、時長がちょうと少し長きでくれる」少女もう考えて時間もなし「陛下、今はただ一つの方法がある」

  「方法は何?」

  ネロは喜色満面。

  少女が彼女に対面指導。

  「冒険ではないか、この方法が?」

  ネロは驚いだ。

  ファオンとリタの叫びが外面から伝えて来た、誰かの声もその中で混ざった。

  でも良かった、敵はまだ見れない。

  「死地に置かれてこそ生きられる、これは私たち最後の機会……多分」少女は急に「時間もなし、じゃいますぐ決めてください!」

  「うむ……」

  ネロは意見に同意したけれど、やや不承不承である。

  二人は準備をする。

  「生き返らなかったら、僕の墓碑の上でこの文字を書いてください:『ここは時間を越えの旅人の墓です』」

  少女はネロに丁重な話す。

  「ソナタきっと生き返れる。余は信じている!」ネロは望みを持て「あっそだ、ソナタの名前、余はまだ知らないね」

  「……ロッリーア(Lollia)!」ただ一瞬間な迷いの後、少女は急中生智きょうちゅうせいち(※3)「ロッリーア(Lollia)シドニュウシア(Sidoniusia)!」

  

  

  ※1、ガイウス(Gaius)カルプルニウス(Calpurnius)ピソ(Piso)、1世紀のローマの元老院(Senatus)議員であり、西暦65年の「ピソの陰謀」の中心的人物である。

  陰謀が暴露されの後、ピソは自死を命じられ、自殺した。

  ※2、ローマ(Roman)マイル(Mile)は、ローマ時代の長さの単位である。

  1RM=1000歩であり、1.48キロメートル前後。

  ※3、漢語で「人が苛立たしさの状態に、急に良い方法を考え出た」という意味です。

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