シルク
あ~楽しかった!内装を決めるのってすごく楽しいんですね!
カーテンは壁紙を貼り終わってから考えることにして終了しました。
まだオープンまで時間はありますし、慌てて決めてイメージと違ったとなっても嫌だったので……
さてさて、シルクスクリーンの為にシルクの布を買いに行きましょう。貴族街にしかないんですか?うわお、高級布屋さんです。と言うかドレスをオーダーする所ですよね?
おじ様と仕事の付き合いがあるから少しでも売ってくれるんですね、ありがとうございます!
出来るだけ目の粗いメッシュな感じがいいんですけど……そうそう、こんな感じです!
わ~、やっぱりそこそこしますね……まぁ仕方ないですよね……とりあえず1m買ってみましょう。
無事買い物が済んで良かったです。上手く出来たら壁紙にも出来ないかな?壁紙と言いつつ布なんで出来そうですけどね。
まずは自分の部屋のトイレで試してみて、上手くいったら応接間の壁紙を花柄にしたいですね~。
応接間と言いつつ、ほぼ試着室と考えています。ドレスを着るので狭い空間じゃ無理ですしね。店舗の中に作ってしまうと物凄く狭くなってしまうので。
なので、少しでもお姫様気分が増すように花柄にしたいんです!ブルーの太目のストライプにピンクの薔薇のブーケ柄とか可愛いですよね。
この前は平民街だけをうろうろしたけど、貴族街はまた違いますね。見るからに高級で入りにくいです。チェーチル王国でも街をうろついたことがほとんど無いので、少し気後れしてしまいます。だって中身は庶民ですから。
あ、文房具屋さんみたいですね……
うわ!黒髪の凄いイケメンが出てきました!一瞬目が合ったけど、グレーの瞳でミステリアスです。執事に負けてませんね!
むしろ私はこっちの方がタイプです。うふふ
身に纏う物は見るからに高級品ばかりなんですけど、全身真っ黒で、長めの前髪でせっかくのイケメンを隠してしまって勿体無いですね。
20代前半といったところでしょうか……影のある感じといいまさに私のストライクゾーンど真ん中です。
ハルマン王国にもイケメン発見ですね。貴族街で文房具を買っていたと言うことはハルマン王国の貴族なのでしょうか?
おじ様はちょうど別のお店に用事があると言っていなかったので、誰か聞くことが出来ませんでした。
ダリウス様も隣にいるにはいるのですが、靴屋さんのショーウィンドウに釘付けですしね。まぁ聞いても知らないでしょうけど。
無事にこちらに来ることが出来れば調べてみましょうか……いや、私は平民になるんでしたね。調べた所でお近付きになれるわけでもないので忘れましょう……
文房具かぁ……そう言えばガラスペンの売れ行きは絶好調のようです。入荷待ちの状態だとか。この夏ハンナは大忙しでしょうね。
絵本も絶好調のようで、あの後何度か紙の追加依頼が来ました。なので必然的にハンナに会いに来たチャールズ様にお会いする機会も多く、2人のピンクなオーラにぐったりでした。
ガラスの靴も貴族から先に完売して、平民向けもじわじわ売れて今回の休暇で追加する予定です。でも、そろそろ新作も出さなくてはいけないので、どっちをメインで作るべきか悩み所ですね。
まぁその辺はおじ様が決めてくださるとして、ハンナの体力は大丈夫でしょうか?
まぁ、ファイヤーボール連発できるくらい魔力量は多い様なので、大丈夫そうですね。
この1年話し合った結果、ハンナ一家も私の婚約破棄騒動の時うちと一緒にハルマン王国へ来るそうです。
自分達だけチェーチル王国に残るのも寂しいとかなんとか……爵位は無くなるけど、結婚に支障は無いそうです。まぁ子爵家ですしね。
お父様も叔父様も、しばらくゆっくりしたいそうなんですけど、どうもサイラスおじ様が王宮で働かせようと画策しているようなんですよね……お父様、頑張れ。ふふふ




