夢の城
さてと、お昼まで少しお部屋で休みましょう。その前に調理場へ寄ってアイスの具合をチェックしなきゃですね。
おお、いい感じですね。え?ああ、冷凍箱の置き場に困っているんですね。大丈夫ですよ、一箱だけここに置いておきますが、あとはそれぞれの家へ持って帰りますので。
そうですね、この棚の上に横にして置いたらどうでしょうか?ほら、まさに冷凍庫です!
上のスペースが勿体無いので、何か仕切りの棚が欲しいですね。後でチャールズ様にお願いしましょう。
氷も作りたいけど、プラスチックはありませんしね……となるとやっぱり金属でしょうか?これまたチャールズ様にお願いしてみましょう。
ステンレスがあったので、試しに仕切りの棚と製氷皿をいくつか作ってもらいました。メイドさんにクリーンをかけてもらって、試しに湯冷ましで氷を作ってみましょう。
取り出すときは蒸しタオルで少しくるんでひっくり返せば取れると思います。あと、凍った金属をそのまま触るとたぶん危ないので、取り出すときは手袋を着けて下さいね。
これで夜までに氷も出来そうですね。さあ、ランチに行きましょう。
美味しいランチも終わり、一息ついた所でダニエルおじ様とセドリック叔父様と一緒にエマさんのお店へ行きます。え?お父様じゃないのかって?お父様は今夜の上映会の為に頑張って編集してくれています。ふふふ
今後の為に間取り図を作りたいので、二人には測定頑張って貰いましょう。上も見れるといいのですが。
エマさんのお店に着いたら、まず応接間へ案内してくれました。そこでダニエルおじ様と契約の話を軽く話し合い、ブロウ商会へ売ってくれる事は決定したので、また後日マークさんも交えてきちんとした契約書を作成してくれるそうです。
その辺はよくわからないので、後日決定した金額とこの辺りの相場だけ聞くことにしましょう。
上の階も案内してくれるそうなので有り難く見せて貰って測定させて貰いましょう。応接間から階段を上がって左に従業員の休憩室とキッチンが有ります。
ここで応接間へ来たお客さんにお茶を入れたりするそうです。大きな棚で仕切って右に広いスペースとトイレがあって、物置にしているようです。ここはアトリエに良さそうですね。
さらに上に登ると左右にドアがあります。左のドアを開けると10畳位でしょうか、バストイレ付の客間の様です。クローゼットも中々広いので、ここは私の仮眠室に決定ですね。むしろここに住めますよね。どうリフォームしようか楽しみです。
もう1つのドアを開けるとさっきの客間より少し広めのリビングです。中に3つドアがあって、1つは寝室、あとの2つはバス、トイレになっているみたいです。ダリウス様としたら十分満足な物件なのでは無いでしょうか?むしろ広さからして夫婦用ですね。
測定してもらったものを元に、家に帰ったら間取り図を作って色々とレイアウトを考えるのが楽しみです。うふふ
エマさんは来年の10月でちょうど50歳になるらしいので、その日でお店をたたんで10月中には荷物を運び出してくれるそうです。残った商品はブロウ商会で原価で買い取って、他所のお店に売るそうです。家具も要るものは売ってくれるそうなので、とりあえず店舗以外の棚と、ダリウス様の部屋のベッドとデスクと休憩室のダイニングセットは置いていって貰うことにしました。
店舗部分と応接間は自分で好きなものを選びたいと思います。
え?私の部屋のベッドですか?ふふふ、実は畳を作ろうと思って。前世日本人の私としては、部屋の中では裸足で寛ぎたいんです!実家じゃ許して貰えないので、ここではこっそり自分の好きにしたいと思います。
お母様には内緒ですよ?うふふ
何となくこんな感じの物件です。便器が2つなのは、紙がないのでトイレットペーパーも勿論ありません。なので1つはウォシュレットの様なもので、これで石鹸をつけて洗って布で拭きます。
イタリアなんかのトイレを調べて貰えばわかると思います。
ちなみにイザベラは水魔法が使えるので魔力で洗浄します。トイレットペーパーより以外とこの方法が気に入っているようで、今後トイレットペーパーを作る予定は無さそうです。
外出時は綺麗に洗濯されているし、使用後は別のかごに入れるので未使用だと分かっていても前世日本人としては抵抗があるので、ポーチに専用のタオルを数枚入れて持ち歩いているようです。イザベラの他にも若い女性にはそうする人が多いようです。




