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異世界転生しちゃいました

 初めまして、チェーチル王国伯爵令嬢のイザベラ=クラークでございます。

 はい、お気付きの通り転生者です。

 いつ転生したって気付いたかって?生まれた時ですわ。

 よく聞く様な頭を打って何日間か寝込んでとかありませんわ。

 気付いたらお腹の中にいて、気付いたら生まれてましたの。

 あら?生まれた時じゃなくて、お腹にいた時からですわね。

 まあ28年分の記憶もあるから、違和感とかあるにはありますが、さほど気になりませんわ。

 強いて言えばこの言葉遣いが違和感ですわ。ふふふ


 と言うことで仕切り直して、イザベラです。

 前世は普通のどこにでもいる日本人でした。

 ファッションが好きで高校卒業後、ファッションデザイン専門学校に通い、卒業後はウェディングドレスを作る会社に就職したかったのですが、狭き門で……地元の結婚式で人気のホテルに併設されたドレスショップで働いていました。

 もうね、ドレス最高なんですよ。

 全部可愛い!デザインした人天才って感じです。


 学生時代は卒業製作でウェディングドレスを作ったりもしましたが、やっぱプロの仕事は違うんですよ~。

 製作意欲もバリバリに刺激されて、デザイン画なんぞ色々描いたりしてたけどなんせ忙しい。

 仕事ももちろん忙しいけど、飲みに行くのも大好きで、しょっちゅう友人達と話題のお店巡りなんてしてましたね~。

 彼氏?まあそれなりにぼちぼちいましたよ。

 でもまあ何て言うか、休みが合わないしこの性格だからかな?いつもそう長くは続かず終わってましたね。

 今思えば、本気の恋をしてなかったんでしょうね。


 仕事は順調でしたよ。と言うか大好きでした。

 みんな幸せオーラ全開で、キラキラした目でドレスを選ぶんです。

 一生に一度の女の子の憧れですからね、妥協は出来ません!

 一目惚れでサクッと決める人もいれば、何回も来てたくさん試着して悩みに悩んで決める人もいます。

 着たいデザインが必ずしも似合うとは限らないんですよね~。

 そう言う方にも出来るだけ好みに近いデザインで、似合いそうなのをおすすめしたり、好みとは違うけど絶対似合うと思うデザインのものを試しに試着して貰ったり、やりがいのある仕事でした。


 そんな私、なんで死んだんでしょうね?

 正直覚えてません。まあ全てをしっかり覚えてるわけでもないし、死んだ瞬間なんて覚えててもいいことないしよかったのかな?

 まあそんなこんなで異世界転生したって感じです。

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