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魔力兄妹

「その事なんですが、実は一番下のキャロルはクリーンが使えることがわかりました。魔力も強いようです。よければお屋敷で雇っていただけませんか?」


「それは凄いですね!それなら何もこんな辺鄙な所じゃなくて、王都の公爵家で雇ってもらったらどうですか?高給取りだと聞きますよ?

 こっちではそんなに出せませんし……」


 わかっているけど、心配だから手元に置いておきたいそうです。キャロル自身も兄姉と離れることが怖いようなので、とりあえず落ち着くまではここで働いて貰って、落ち着いたら公爵家に行ってもいいですね。

 まぁ本人の意思に任せましょう。とりあえず13歳になるまでは託児所で過ごして子供の相手をして貰って、13歳になったら唯一残ってくれるクリーンメイドさんに仕事を教えてもらうことにしましょう。

 メイドの仕事が出来たら、よそでも働きやすいですしね。

 ちなみに、男爵家ではクリーンが使えることは5人だけの秘密にしていたようです。

 父親や兄にバレると何処にやられるかわからない上に、給料は全部取り上げられるだろうからって……賢明ですね!


 同じく男爵家では隠していた様ですが、魔力の強い兄弟らしく火、水、光、癒しが上から順に使えるそうです。

 生きるために必要だったらしく、みんな殻が割れていました。これだけ火と水が使えるから2人とも護衛の仕事があったんですね。正直こんなに細いのに仕事なんてあったのかな?と思っていました。

 これだけの魔力があるなら魔法騎士団に入れるぞとおじ様がすすめましたが、妹達が心配なので離れられないと断られました。

 高給取りなのに、勿体無いですね……まぁ落ち着いたら安心して離れられるようになるかもしれませんね。とにかく今は5人で助け合って生きてきたので、誰かが離れるなんて出来ないんでしょうね……


 とりあえず癒しを使える子はせっかくなので先生達のお手伝いと言う名目の弟子にして貰いましょう。

 体育館の建設などで、思った以上に光玉を使ってしまってそろそろストックが無くなりそうだったんで、光の魔力はありがたいですね~。さっそくお父様と一緒に光玉を作って貰っておきましょう。

 普段はどうしようかな?アロハシャツとムームー作るなら縫製工場とプリント工場に人が欲しいところですね。


 お兄ちゃん達はプリント工場で、光の子は縫製工場に入って貰おうかな。

 上のお兄ちゃんは火と弱いけど風が使えるようなんで、作業効率が上がりそうですね!下のお兄ちゃんは水と氷も少しだけ使えるそうです!いいですね~!

 妹達も、縫製や料理は男爵家で普通にしてたので得意だそうです。いや~、いい子達が来てくれて本当よかったです。


 とりあえず買い物をする場所と教会と託児所に案内しておきましょう。

 牧師さんが何やら話しかけると、みんな泣いてしまいましたね……きっと牧師さんが今後彼等を癒してくれる事でしょう。よろしくお願いします!

 さぁさぁ、お店が開いているうちに買い物を済ませましょう!一応鍋やヤカンや包丁お皿などの必要最低限の物はあるので、食材を買いましょう。

 そこはパン屋さんです。ふわふわで美味しいんですよ!ここは食堂です。

 こっちは中に入るとお肉屋さんに八百屋さん、果物屋さんに調味料やお茶やお酒、アイスを置いているお店とお菓子屋さんです。

 2階は土日だけの営業で、男女の服に雑貨、靴屋さんがあります。

 外に出て金物屋さんに家具屋さんです。あと、裏の通りに瓦と陶器のお店があります。

 通り沿いの大きな建物は、遊び場です。色々あるんでぜひ遊んでくださいね。土日と木曜の夜遊べるようになってますので。

 ざっとこんな感じかな?

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