乳母車
無事金物屋さんに発注も終わったので、次は籐の部分ですね。籐を作って丸芯を使いましょう。
編んでいくんですね。えっと、こんな形にしたいからこうしてああして、ここに土台とくっつける金具を取り付ける所を作って、上の縁の部分にホロを付ける所を作って完成かな?
うん、可愛いですね。ホロは布で骨組み部分は金属ですかね?
ちょっと縫製工場でホロを作るついでに見て貰いましょう。
「え~、これで子供を運ぶんですか?可愛いですね!あ、でも立つようになったらもう少し高さがないと危ないかな?」
「ここの金属は熱くなりませんか?子供がさわりそう」
おお、凄いですね!さすがお母さん達です。確かに改善点が色々ありますね。ホロは樹脂とか色々使ってプラスチックみたいにして付けようかな。
布を被せるだけなんでそこまでの強度は要りませんよね?保存もかけて貰うし大丈夫でしょう。
高さは考えていませんでしたね。立つようになるまではこっちの方がオムツも変えやすいしいいそうです。
と言うことで、取り外し式のもう少し高さの出る柵的なものを作りましょう。
ホロの曲線に合わせてこの部分は少し内に入るようにした方がいいのかな?ちょっと外で作って戻って見せます。いい感じみたいです。
取り外し式にしたいから、こことここに通して革のベルトで固定するようにしましょう。
持ち手は木だからいいとして、この部分が触らないか心配ってことでしたね……う~ん、どうなんでしょう?持ち手は根本から全部木がいいでしょうか?まぁ折り畳んだりしないならそれでもいいかもしれませんね。接続部分はしっかり作って、こんな感じでしょうか?
さっき注文した土台の変更をお願いしなきゃですね。あ、騎士さん行ってくれますか?ありがとうございます!
タイヤの骨も樹脂で出来ないかな?あ、ベビーカーのタイヤって自転車みたいに空気入って無いんですね!
なるほどなるほど、確かにパンクしたら大変ですね。ゴムで作って空気の部屋を作ってこんな感じかな?日本の物よりタイヤを大きめにして溝も作って、これでどうでしょう?実際使ってみないとわかりませんね。
あ、騎士さんが土台を持って戻って来ました!これから持ち手部分に取り掛かるところだったみたいで、ちょうどいいタイミングだったようです。
ひっくり返してタイヤを取り付けて、外れないかな?大丈夫みたいですね。一応樹脂で固めてみましょう。
ひっくり返して元に戻して、さっき作った木の持ち手を付けます。これも取り付け部分を樹脂で固めて土台の完成です。
かごを乗せて革のベルトで固定して、実は今ミシンで作って貰っていたぴったりサイズのお布団を入れれば完成です!
もう少しクッションが欲しいですね。お布団はもう少し分厚くして、洗える敷きパットを作りましょう。
押し心地はいいですね。ちょっと外に出てみましょうか。段差はまぁ慣れかな~。タイヤにストッパーも付けた方がいいですね!まぁここはフィリップに道路を綺麗にさせたから押し心地は悪くないです。と言うかいい感じですね。
ちょっと子供を乗せてみたいので、託児所に行ってみようかな。
暑いのに外のブランコで遊んでいました。室内にも何か作ってあげなきゃですね!
とりあえずクレアさんの2歳のお嬢ちゃんを乗せてみましょう。重さは大丈夫みたいですね。柵があるから立っても大丈夫ですね!でも出来れば立たないでおくれ~。見てて怖いです。
はしゃいでるから乗り心地も悪くないのかな?
あぁ、子供達が羨ましそうですね……ちょっとこれに乗せるのはあれなんで、可愛い台車を作ってあげましょう。
イメージは保育園児とかがみんなで運ばれてるあれです。ふふふ
さすがに土台は強度の問題で金属がいいですね。と言うか台車にそのまま乗せたらいいですね。
またもや騎士さんが取りに行ってくれました。ありがとうございます!




