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領地到着

 ちなみにマチルダは18歳だそうです。

 13歳から見習いをしていて、誰よりも勉強熱心で早くから遅くまで頑張っていたので、もう一人前だと馬丁頭さんが太鼓判を押してくれました!

 まぁ馬も2頭ですし、生活に使うための馬なんで問題ないでしょう。気候の違いだけが心配ですが、動物限定でヒールが出来ると言ってましたしね。


 ベンソン子爵も愛馬に会えて喜ぶでしょうね~。馬を連れて行くとだけ伝えたので、きっと驚くこと間違い無しです!ふふふ


 さて、ようやく領地へ向かう日になりました。今回は色々建てなきゃなんで、お父様とルイ以外に、チャールズ様とフィリップも強制的に連れていきます。

 セドリックおじ様がまだ子供だから!ベラに付き合わさせられたら死んでしまう!とかわめいていましたが、当の本人が手柄を挙げるために行きたがったのと、ハンナが監視役で付いてくると言うことで渋々許可してくれました。

 いくら私でも、さすがにアラン様の時で反省したので無理はさせませんって!たぶん……うふふ


 工事はルイがいれば最強なので、人は雇わないことにしました。少しでも予算を押さえなきゃですからね。

 荷物もルイのアイテムボックスに全部入れたので、身軽に2台の馬車で向かいます。

 え?人数が合わない?マチルダは御者が出来ると言うことで、御者席にいるんです。馬の様子を見たいから、そっちが落ち着くのだとか……

 まぁ今後も御者まで合わせてして欲しかったので、よかったです。


 いつもの宿に一泊して翌日のお昼にお屋敷に到着しました。出迎えに出てくれた子爵は、愛馬の登場に驚いています。ふふふ


「イザベラ様、本当にありがとうございます!

 あれ?もしかしてマチルダか?じゃぁ新しい馬丁はマチルダなのか?お前すっかり大人になって……まだこんなだったのにな~。懐かしいな。

 こいつらとも顔見知りだろ?これからよろしくな!」


 そうでしたね、13歳から侯爵家にいるのならベンソン子爵とマチルダは顔見知りなんですね。まぁ気心が知れていていいんじゃないでしょうか?

 これから暫くは共同生活になるから、仲良くしてくれると有り難いです。

 愛馬は侯爵様からプレゼントに貰ったと言うと、涙ぐんで今度手紙を書いてみますと言ってました。何だかんだで喜びそうですね。ふふふ

 あと今後の事を考えて、侯爵家からベンソン子爵の残っていた服を持ってきたので渡します。

 さすがに人に会う時や指導する時なんかに、常に作業着じゃなめられそうですもんね!


 さて、とりあえずルイにそれぞれの客間にベッドと荷物を出してもらって、みんなで作業着に着替えます。

 あぁ、サロペットは以前子爵達に渡した時点でもう少しちゃんとしたザ・オーバーオールって感じになっていますよ?

 ジーンズでも良いんですけど、そうなるとウエストに合わせなきゃなんで、オーバーオールだとある程度はサイズも対応出来て楽なんですよね~。


 マチルダは皆と同じで良いとして、ハンナとお姉さんには今回新たに麻でロングのガウチョパンツを作ったので渡します。暑いので少しでも涼しい方が良いですよね!

 スカートより動きやすいと思ったんですけど、大丈夫かな?まぁピッタリしないし大丈夫ですよね!

 Tシャツも生地は同じで、もう少しカットソーって感じのデザインにしてみました。

 子供達にもTシャツと麻で作ったズボンとキュロットを渡します。これなら泥んこになっても大丈夫だよ!ふふふ


 さぁ、まだ時間があるのでとにかく近くの建物予定地付近の上下水道のパイプを、地図で確認してフィリップに掘り出してもらいましょう!

 設計図の位置までパイプを通す為に掘って貰って、チャールズ様に繋いで貰います。

 建物予定地の土を掘り起こして地盤の強化をして、捨てコンまでしたら次です。


 そんな感じでチョコレート工場と縫製工場、製紙工場に一軒屋をとりあえず1つしたところで今日は終了です。

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