【過去編】宝物
サボっていてすみません(ノД`、)
1番書きたかったところを書かずに放置するというのは私の悪いくせですね……
とりあえず、1度すべてを読み直して誤字脱字は消したつもりです。それと、読みやすくしたつもりですが、なっているかどうかは……
終わらせるように頑張ります!
魅魔様から魔法を教わり始めてから三ヶ月ほどたった頃。
「魅魔様! どう? 似合う?」
私は黒白のドレスを着て、魅魔様の家に出向いた。
「どうしたの? そんな派手な格好して。ロリコンでも抹殺しに行くつもり?」
なんだか酷い言われようである。確かにゴスロリではあるのかもしれないけれど、全くそんなつもりは無い。
「違うよっ! なんか魔法使いみたいじゃん!! 香霖に作ってもらったの!!」
「へぇ、あなたって結構形にこだわるタイプなのね。いいんじゃない? よく似合ってるわよ」
そういうと、魅魔様は私の頭を撫でてくれた。
「それにとんがり帽でもあればそれっぽいんだけれど……」
そう言って、魅魔様は私にかぶっていたとんがり帽を被せてくれた。
「ぶかぶかだぁ」
「やっぱり大きいわね。今度香霖に作ってもらいなさい」
そう言って、魅魔様は私に被せた帽子を取ろうとする。が……
「やだ! これがいい!!」
私はそれを頭から剥がそうとしなかった。
「仕方ないわね。いいわ、これはあなたに上げる」
魅魔様は苦笑した。
「だけど、その服に無地のとんがり帽だと地味ね。香霖に言ってリボンでもつけてもらいなさい。それと、あとはアレね。確か裏にあったはずだけど……」
そういって、魅魔様は家の中に入った。私はというと、それについて行く。
「あった、ほら魔理沙。これ持ってみて」
魅魔様が私に手渡したのは箒だった。
「ぷっ……あははは。似合ってるわよ、魔理沙」
やっぱり箒も私にとってはまだ大きなものだった。それが、私はまだ未熟だと指し示しているようで、なんだが悔しくなった。
「魅魔様! 馬鹿にしてるでしょッ!」
「そんなことないわよ」
そうは言うものの、魅魔様は口を手で隠してクスクス、と笑っている。
だけど、嬉しかった。とても嬉しかった。
魅魔様が魔法の次に私に与えてくれたもの。その瞬間からそれは宝物となった。
「それじゃあ、今日の授業を始めましょうか。丁度いいから、それを使って空を飛んでみましょうか」
魅魔様は私が持っている箒を指さした。
「え? これで飛べるの?」
「それだけあっても飛べないわよ。普通に飛ぶより難しいけど、やってみてもいいんじゃない?」
「うん、やってみる!」
そういうわけで、私たちは外に出る。
「それじゃあ始めましょうか。今日教えるのは物体を宙に浮かべる魔法。箒に跨って空を飛ぶならこれをマスターしなさい」
どういう意味かわからない。
「これじゃダメなの?」
私は先日習った空中浮遊をし、箒に跨った。
「うーん。それでもいいけど、それじゃ、箒の意味が無いでしょ? 魔理沙自身が飛ぶんじゃなくて、飛ぶ箒に乗るという感覚ね」
「なんか難しいよ……」
「習うより慣れろよ。さあ、始めるわよ」
こうして、新しい魔法の授業が始まったのだった。




