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追放された見習い聖女は、街道沿いの療養宿で今夜も誰かを眠らせる。

最新エピソード掲載日:2026/03/17
これは、追放された少女が「休ませるための力」で居場所と役割を取り戻し、やがて人を救う仕事の価値そのものを塗り替えていく物語。

神殿で「奇跡が弱い」「見映えがしない」と切り捨てられた見習い聖女フィオナは、雪の残る夜の街道へ放り出される。
大きな奇跡は起こせない。けれど彼女には、眠れない人の呼吸や匂い、疲れの偏りを読み取り、休めるように整えるための加護があった。

倒れかけたフィオナを拾ったのは、街道沿いの小さな療養宿で夜番を回す責任者サラ。
宿では旅人よりも、働く側が先に壊れかけていた。寝具は足りず、湯はぬるく、夜番は削られ、眠れないまま朝を迎える者が何人もいる。

フィオナは若女将見習いのユナや夜番の仲間たちと働きながら、香草、湯、食事、寝具の整え方を少しずつ変えていく。
派手なざまあも、王宮での逆転劇もすぐにはない。あるのは、今夜ちゃんと眠れること。明日の朝、誰かが倒れずに持ち場へ立てること。その小さな救いだけだ。

一方、フィオナを追い出した神殿では、利用者より先に働き手が崩れ始めていた。
見栄えのする奇跡だけを大切にし、夜番や洗い場や施療補助を支えていた手を軽く見た結果だった――。

【ご連絡】本作は150話で完結する予定です!
すでに書き終えているので、修正を加えながら1日1章(5話程度)の頻度でアップするつもりです<m(__)m>
第一章 追放の夜と最初の灯り
第0話 追放の夜
2026/03/10 20:19
第1話 街道沿いの灯り
2026/03/10 20:42
第3話 朝の小さな変化
2026/03/10 22:38
第二章 仮雇いの朝と御者の不眠
第三章 客の事情と休める条件
第四章 薄い粥と夜番表
第五章 引き継ぎと順番表
第六章 空の寝台を作らないために
第七章 戻る場所の目印
第八章 眠れない側の宿帳
第九章 眠れる宿の名前
第十章 名が広がった宿の重さ
第51話 断る順番
2026/03/12 22:00
第十一章 宿の基準が残る朝
第十二章 繋いだ先の灯り
第十三章 灯りを絞る夜
第十四章 戻した灯りの細さ
第十五章 細い道を守る夜
第十六章 細い道の足場
第十七章 灯りの残り方
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