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目覚め
「お前を殺す。殺す。殺す・・・。」
ナイフが振り落とされる。しかし、動くことができない。
「うわ～。」
「大丈夫ですか。」
ドアを開ける音と共に、女の声が聞こえた。
（なんだったんだ今の、夢？ それにこの人は一体。）
「あっ、起きたんですね！！びっくりしましたよ。教会の前で倒れていて、起きないから心配しました。」
教会？倒れていた？・・・？
「あっ、私＜鳥井空音＞です。あなたは？」
「私は…あれ、…？」
「どうしたんですか。」
「思い出せない…。」
名前だけじゃない。すべて思い出せない。
覚えているのは、さっき見た夢だけ…。
読んでくださったかた
ありがとうございます！
まだまだ続きますので
ぜひ読んでください
