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夢から覚めて1
どこで間違ったのだろうか?
どうして、こんな結末になってしまったのだろうか?
今となっては、分からない。
―――
――
―
気がつけば僕達は戦っていた。
あれほど一緒にいたのに。
色々な思い出を作ってきたのに……
あの時の僕たちは、その平和がずっと続くと思っていたんだ。
でも今は……
そんな小さな平和なんて、粉々に砕けてしまった。
”この都市ごと”
―――
――
―
「うっ……」
目を開くと自分の部屋の天井が見えた。
「目が覚めたか?」
心配そうに健司が僕の顔を覗き見る。
「ここは――なんで?」
起き上がろうとするが、身体に力が入らない。
節々からは激痛が走り、魔源もだいぶ消費している。
「まだ寝てろって、あんな事があった後だ。」
”アンナコト?”
「――」
「そろそろ先輩が帰ってくるはずだから、もうしばらく寝ておけって。」
「うん。」
ゆっくりと目を閉じ、頭の中の整理を始める。
そう、確かあれは――




