表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/144

文化祭2

――最近よく夢を見る。



いつからだろうか?

とても曖昧で、宙に浮いているような浮遊感。


それでも意識ははっきりしていて、なんとも不思議な夢だ。



もちろんそれを誰かに相談した事はない、する必要もない。


だってこれは夢なのだから。


目覚めれば終わってしまう儚いものだから。



――ダカラ、意味ハナイ





文化祭当日、珍しく僕は寝坊した。


健司とレイは既に学校に向かってしまったようだ。

起こしてくれればよかったのに。


――




玄関から出ようとすると寮母さんとすれ違った。



「珍しいわね。」



そう言って笑った。



なんだろう、何か引っかかる。

そう考えつつも、僕は学校へと急いだ。



―――


――




教室の前にたどり着く。


メイド喫茶へと改装された入り口が目に入る。



昨日遅くまでかかって準備したものだ。

遅刻しかけたのもそのせいなのだけど……



中へ入ると、着替えを終えたクラスの女子達が開店の準備をしていた。

一方、男子達は、暇そうに教室脇にたむろしている。



「ギリギリセーフだな。」



健司もその中にいた。



「起こしてくれないなんて、ひどいじゃないか」


「いや、起こしても起きなかっただろ。」



そうは言われても……



当然起こされた記憶はないし、実際に遅刻しかけているのが現実だ。



「まぁぐっすり寝てたみたいだしな。 いい夢見れたか?」


「うん、まぁね。」



――確かに何か夢を見ていたような気がする。



「色気のない女子共のメイド姿を見るのもつまんないしな、学校の中回ろうぜ。」


「そうだね……そういえばレイは?」



さっきから姿が見当たらないがどこにいったのだろうか?



「せっかくの文化祭を楽しまないでどうするよ?」



レイの事は気になるが、健司を待たせるわけにもいかない。



「そうだね、まずはどこにいく?」



結局、深く考えず楽しむ事にした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ