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探索開始4

しかし二人とも遅い……


あれから数分立つが戻ってくる気配はない。

周りは静寂が支配する暗闇。

その暗闇がどんどん僕の不安を押し広げていった。



「見てくるか・・・…」


そう口にして立ち上がる。



――その時だ。



何かが横切った。

暗闇であるはずのこの空間でそう認識できた。



「……?」



”――”



あぁ、この子は前にも会ったな。


そこにはかつて見た少女が立っていた。



「君は……?」


「……」



少女は何も答えない。

口も開かず、表情の見せず、人形のように無表情で立ち尽くしている。



「君が話の幽霊なのか?」



その問いに少女は答えない。

まるでこちらを認識していないような無反応である。



”――認識していない?”



本当にそうなのか?

だってあの時彼女は……

確かに僕を見ていたんだ。


今だってそうだ。

彼女は真っ直ぐこちらを見つめている。

認識していないという事はありえない!



「君の名前を教えてくれ!」



何故かそう叫んでいた。


――ピクリ、と少女の肩が動いた気がした。



「――」



かすかに彼女の唇が動いた。



「えっ?」


「――あいつを信じてはダメ。」



そう彼女は言った。


どういう意味なんだ……?



「悪い、遅くなった。」



背後から健司の声がした。

振り向くと健司とレイがトイレから出てきたようだった。



「お、遅かったじゃないか。」


「ん? すぐだったろ?」



えっ?

結構長い時間待っていたような……



「だって遅いからレイが見に行ったんだぞ?」


「そうなのか? 俺の勘違いかなぁ。」



そう言って健司は笑った。


視線を戻すとそこに彼女はいなかった。



”あいつを信じてはダメ”



一体どういう意味なのだろう。

そして、”誰”の事なのだろうか?

~時空龍~

世界の監視者とも呼ばれている高位の生命体。

強靭な体と人間以上の知性を併せ持ち、巨大な蜥蜴のような見た目をしている。

背中の大きな翼で飛行する事も可能である。

人間とのコミュニケーションのために、同じ人型に変身する事も可能である。

創造神ファランの命で、各世界の安定のために送り込まれ、彼らに知識を与えて監視している。

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