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もう一度2人で2

フェンリルの残弾2、ヘイムダルは残弾5。

俺は迷わずフェンリルとヘイムダルの引き金を引く。

フェンリルは相手に向けて、ヘイムダルはローブの影から別方向に。


相手も魔銃(まがん)の特性を知っているはずだ。

受けるのではなく避けようとするはずだ。


予想通り、男はフェンリルの弾丸を避ける。

だがそれは狙い通りだ。



”ウィンドカッターⅢ!”



フェンリルの弾丸から魔法を発動させる。

当然、魔法障壁を展開して攻撃を防いできた。

俺はそのタイミングに合わせてもう一度フェンリルの引き金を引く。



「ふん、どこを狙っている。」



撃ち出した弾丸は、男から逸れて背後を通過していく。

当たらずとも魔法が発動する特性は知っているため、次の攻撃に備えて魔法障壁を展開するだろう。

だが、それでいい!



最初に打ち出したヘイムダルの弾丸が跳弾を繰り返し、先ほど逸れたフェンリルの弾丸に接触する。

お前自身の判断を後悔するといい、こいつはただの魔法じゃないぞ。


2つの弾丸に込められた魔源(マナ)同士が混ざり、そして爆ぜる。

こいつはただの複合魔法じゃない、そうこれは――



”ユニオンエクストリーム!”



複合魔法の極致、光の魔法である。

かつて黒島を倒すために使った魔法でもある。



「こ、これは!」



もう遅い。

この光からはもうお前は逃れられない。

待つのは――消滅だけだ。



「じゃあな。」



男の身体は光に飲み込まれていく。

一仕事終わったレイも、並んで一緒にその光景を眺めていた。



「あの時の魔法か。」


「あぁ。」



そういえば、あの時も2人一緒に戦ったな。

またこんな日が来るとは思っていなかった。

出来れば彼女には二度と……

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