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Overline ~落ちこぼれ魔法使いは、実は天才!?~  作者: 空野流星
前編 プロローグ
1/144

惨劇、そして――

炎が唸りをあげ、真夜中の闇を照らし出す。

辺りには真っ赤な絨毯が敷き詰められ、吐き気を催すような匂いが充満している。


そこで二人は対峙していた。



「さあ、今こそ。」



青年は真っ赤に装飾された剣を少女へと突きつける。



「どうして!」



少女は涙を流しながら訴える。


少女の足元には彼女の両親が真っ赤な絨毯の上で寝そべっている。



「俺はお前が欲しかった。 自分だけのものにしたかった。」



青年は狂気に満ちた笑顔で語る。



少女は、この青年がもう自分の知ってる兄ではないと悟る。



「貴方は誰……?」



その問いに青年は行動で答えた。



「今こそ愛の契りを!」



青年はその血濡れの剣を……




――少女へと振り下ろした。

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