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第四十話「寝返り」
「作戦を遂行する。各自健闘を祈る」
「了解!」
さて、作戦遂行だ。
こちらの軍はアレッド率いる第一部隊、アルシア率いる第二部隊。
そして、この僕と直属の特殊部隊。
戦力としては充分だ。想定外のことが起きない限り。
メガトンバズーカで敵の勢力を削り分裂させる。
アレッドも調子はいいようだ。
アルシアには敵を寝返らせることを含めて、説得にも当たってもらっている。
そのおかげか敵も混乱しているようだ。
アジャナ攻略は容易いな。
この調子でエルダン国を徐々に。
「ライア様!」
アレッドから通信が届いた。
「どうした?」
「アルシアが寝返りました」
起きちゃったよ。想定外のこと。
「私の要求を飲んでいただいて大変恐縮でございます」
「よい。私も皇帝陛下に用があるのでな」
「後のことは任せてください」
「待て」
「どうされました?」
「敵の超能力は本物だ」
な!?
「それはどういう?」
「見て分からぬか? 反乱軍がここまで勢力を伸ばしてる事実を」
「それは……その通りですが」
「一旦退け」
敵の思うままにさせるわけにはいかないが。
超能力という言葉を使われると退かざる負えない。
もし、本当に超能力があるとしたら。
我がエルダン国は窮地に立たされることになる。
何か対策はないか……?




